「これ以上何が望めるであろうか」ホーナー、レッドブルのドライバーズランキング初1-2達成を振り返る
クリスチャン・ホーナーは、11番グリッドから見事挽回して表彰台に上ったセルジオ・ペレスのラスベガスでのパフォーマンスを称賛した。ペレスがドライバーズランキング2位を確定させたことにより、レッドブルは初のドライバーズランキング1-2獲得を達成。
ラスベガスGPではペレスが3位表彰台を獲得し、ハミルトンが7位でフィニッシュしたことで、ペレスはハミルトンに41ポイントのリードを築いた。
レッドブルはすでに今までに6度のコンストラクターズタイトルと7度のドライバーズタイトルを獲得しているが、18年の歴史の中でワン・ツー・フィニッシュを達成したことはなかった。
レース後にホーナーは次のようにコメントした。
「チームとしてこれまで達成したことのない偉業だ。これ以上何をドライバー達に求めることができるだろうか。」
「ペレスの今日のフォーム、ペースは正しかった。ここ2、3レース、彼は本当に自分のフォームを探していた。」
レッドブルは最終ラップでフェラーリのシャルル・ルクレールがペレスをオーバーテイクしたことにより、ラスベガスGPの表彰台ワン・ツー・フィニッシュを逃した。しかし、ホーナーは「マックスはレース終盤に後退してペレスを助けようとしたが、それはまだ十分ではなかったようだ。」と付け加えた。
「1周目にノーズを交換した後、最後尾から追い上げてきた彼のドライビングは素晴らしいものだった。」
また、ラスベガスでのフェルスタッペンの勝利により、レッドブルはメルセデスが2016年に記録した19勝を更新するシーズン20勝目を記録した。
2023年シーズンのハイライトは何かという質問に、ホーナーは「本当にたくさんある」と答えた。
「マックスにとって18回目の優勝、我々にとっては通算20回目の優勝だ。それに今日のチェコは、ノーズ交換をして最後尾からレースをリードして見事だった。」
「表彰台2位を逃したのはアンラッキーだったが、ドライバーズランキングでは2位を獲得することができた。僕らにとっては素晴らしいシーズンだったし、今日は僕らの1年を総括するようなレースだった。」
ホーナーはまた、新しいラスベガス・ストリップ・サーキットについて、レースカレンダー上、最高のストリート・サーキットであるかと質問され、こう語った。
「まさにその通りだと思う。」
「長くて速いストレート、大きなスリップストリーム、大きなブレーキングゾーン。最後のストレートではダイブボムも見られた。サーキットのレイアウトのおかげだと思う。」
「路面も非常に滑りやすかったから、今日はドライバーたちが本当に頑張っていた。特に再スタート時の冷えたタイヤでは、本当に警戒が必要だった。」
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