レッドブル、「スイートスポット」を逃したと認める メキース氏「退屈なレースにはならない」と予想

レッドブルのチームプリンシパル、ローラン・メキース氏は、マックス・フェルスタッペンを5番手、角田裕毅を10番手に残した困難な予選セッションの後、チームがメキシコシティで正しいバランスをまだ解明できていないことを認めた。

「今週末、これまでのところマシンをスイートスポットに置くことができなかったと言うのが妥当だ」とメキース氏は語った。「確かにマックスについては、彼が好むようにプッシュできなかったと非常に率直に話しているのを聞いている。多くのことを試したが、彼がプッシュできるマシンを与える方法を見つけられなかった」

メキース氏は、チームが単独ラップパフォーマンスを犠牲にして、ロングランペースの向上に多くの努力を注いだ可能性があると指摘した。「夜間の注意の多くは、レースペースを改善できるかどうかを見ることに向けられ、今朝のセッションでそれに時間を費やした」と彼は説明した。「もしこれが今日のショートランで我々を露呈させたものであれば、今すぐに言うのは難しい。レース後に答えが得られるだろう。それはすべてゲームの一部だ。我々は学び、明日はまだ非常に長いレースが残っている」

期待外れの予選結果にもかかわらず、メキース氏はレースがチャンスを提供できると確信を持ち続けた。「すべての競合相手が我々の周りにいる。ここでは多くのことが起こり得るし、退屈なレースにはならないと確信している」と彼は慎重な楽観主義で述べた。

メキース氏はまた、チームの戦略における角田裕毅の潜在的な役割を指摘した。「ユウキはマックスと同様の苦戦を抱え、グリップを十分に得られず、予選がうまくまとまらなかった」と彼は語った。「しかし、彼は明日P10からスタートし、我々にとっての戦いで依然として極めて重要な役割を果たし、強力なポイントを獲得できる」

【関連記事】

• ローソン、2026年シート獲得に向け、苦戦も決勝に挑む
• フェルスタッペン、メキシコ予選5番手に「スパイシーなレース」を覚悟
• 【メキシコGP】角田裕毅P11、予選後のコメント
• 平川 亮、メキシコGPでFP1を無事完走
• 【メキシコGP】FP1結果―ルクレールがトップ、角田は8番手