メキース氏、角田を支持も、さらに時間必要と発言

laurent mekies monza
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イタリアGPを前に行われた金曜のFIAチーム代表会見で、レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、角田裕毅がここ数戦で「良いステップを踏んでいる」と評価した。一方で、ドライバーラインアップに関しては「決して急がない」とも強調した。

角田裕毅について、そしてシーズン中にさらなる変更があるのかを問われたメキースへの質問は率直だった。「今季中にもう1人のドライバー変更はあるのか。それとも角田を含め、現在の体制でシーズンを戦うのか?」

メキース氏の答えは明快だった。

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「短く答えるなら“イエス”だ。すでに数週間前に明確にした通りだ。決定を疑う理由はない。角田はここ3戦で良いステップを見せている」

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さらに最近の流れを指摘し、こう続けた。

「オランダGPでは久しぶりにポイントを獲得し、チームとしてもスパ以来となる最高の予選結果を出せた。ポジティブな流れにある」

メキース氏はまた、かつて角田が所属したレーシングブルズの成長についても触れた。

「彼らが成長していく姿を見るのはとても良いことだ。前戦は今季どれだけ進歩したかを示す印象的なレースだった」と語り、アイザック・ハジャーの名前は出さなかったものの、チーム全体の進化を評価した。

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そして決断のタイミングについても言及した。

「焦らず、今集中すべきことに取り組んでいく。決定は数週間先になるだろう」と述べ、角田にまだアピールする時間が残されていることを示唆した。ヘルムート・マルコ博士によれば、発表はメキシコGP前後になる可能性もあるようだ。

一方で角田にかかるプレッシャーは大きいのも事実だ。オランダGPでポイントを獲得したものの、ライバルである新人アイザック・ハジャーはブレイクスルーとなる表彰台を手にした。モンツァで木曜に会見したハジャーは「2026年にはマックス・フェルスタッペンと並んでレッドブルで走る準備はできている」と自信をのぞかせていた。

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