レッドブル、ドライバー決定を延期 角田に自己証明の時間を付与

laurent mekies
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レッドブルは2026年のドライバーラインナップを決定する社内期限を延期し、角田裕毅に自身のF1での将来を確保するための追加時間を与えた。メキシコで金曜日に再び印象的な走りを見せた角田は、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンと並んで走るシートか、姉妹チームのレーシングブルズでのシートを争い続けている。

当初、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ氏は、メキシコグランプリ直後に最終決定が下されると示唆していた。しかし、チーム代表のローラン・メキース氏は、議論を終結させることを急ぐ必要はないと強調した。

「ユウキと他のすべてのドライバーに可能な限り時間を与えたい」とメキース氏はスカイスポーツに語った。「メキシコグランプリ後に決定する可能性があると言ったが、選考に関しては急ぐ理由は本当にない」

アーヴィド・リンドブラッド 角田裕毅 メキシコGP

レッドブルファミリーの4つのF1シートをめぐる競争は依然として熾烈だ。角田と並んで、リアム・ローソンとフランス人ルーキーのアイザック・ハジャーが現在レーシングブルズでドライブしており、両者とも来年のシートを争っている。ハジャーのレッドブルプログラム内での地位は確保されているとの味方が有力視されているが、どのチームでドライブするかは不明なままだ。一方、18歳のジュニアドライバーであるアービッド・リンドブラッドは、メキシコでの印象的なフリー走行1回目の走行で自身の信頼性を強め、マルコ氏自身から強力な支持を受けている。

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角田にとって、この猶予は一貫性と成熟度を示す貴重な機会となる。これらは彼の最近のパフォーマンスを特徴づける資質だ。「彼はオースティンで非常に良い仕事をし、ここでも素晴らしいセッションを過ごした」とメキース氏は語った。「私たちは時間をかけ、準備が整ったら決定を下す」

角田裕毅 メキシコGP red bull

角田は金曜日の2回目のフリー走行で7番手でフィニッシュし、フェルスタッペンのペースからわずか0.5秒差だった後、静かな満足感を表した。「この金曜日には満足している」と彼は語った。「これほど一貫したレースウィークエンドのスタートを切ったのは久しぶりだ。もちろん、まだ改善すべき分野がある。特にレーストリムで、しかしアタックラップでももう少し見直すところがある。これらは僕たちが最適化できる小さな詳細だ」

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