メキース、VCARBは最終戦で全力を尽くすと約束
カタールGPで10ポイントと4ポイントをそれぞれ獲得したアルピーヌとハースは、Visa Cash App RB(VCARB)の今シーズンのコンストラクターズランキング8位からの順位上昇の望みを事実上、打ち砕いた。だが、VCARBのチーム代表であるローラン・メキースは、角田裕毅とリアム・ローソンが最後の1ポイントでもライバルを上回るため、全力を尽くすと約束した。
レッドブルのチーム系列であるVCARBは、現在、ハースから8ポイント、アルピーヌから13ポイント遅れている。
「シーズンを美しく締めくくりたい。チーム全員が最後の力の一滴まで注ぎ込む」とメキースは述べた。
メキースは、シーズン序盤からの進歩を認識している。
「カタールとアブダビの間は短いが、3月初めのバーレーン戦から24レースのシーズンで長い道のりを歩んできた。チームとして大きく進化し、チーム名だけでなく多くのことが新しかった。避けられない高低差があり、一部の目標は達成し、一部は逃した」
謙虚で言い訳めいたことは言わず、メキースは「チームはライバルチームとの比較でのみ評価できる。中団で非常に強い相手と戦ってきた」と強調している。
VCARBは今シーズン、コンストラクターズランキングを8位で終える可能性が高まっている。
「ロサイルでの先週の状況でチャンピオンシップの野心は打撃を受けたが、最終戦のマシンに適したコースでのアプローチには影響しない。通常の3時間のフリープラクティスで、2025年に向けた解決策の評価に時間を使い、来週火曜のテストでも継続する。また、ホンダ・レッドブルのジュニアドライバー、歩夢(岩佐)に、今年序盤の鈴鹿に続き、フリープラクティス(FP1)の機会を与える。ヤス・マリーナ・サーキットでのFP1では、同じ日本人ドライバーである角田の代役を務める」
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