メキース代表が語る“レッドブルの精神”―驚異の巻き返しと2人のドライバーを称賛
シーズン最終戦を終えたレッドブルの代表ローレン・メキースが、激闘の一年を振り返った。
僅差で展開されたタイトル争いの末、マクラーレンとランド・ノリスを称賛しつつも、マックス・フェルスタッペンの完璧な勝利、角田裕毅の献身的なチームプレー、そして“驚異的な巻き返し”を成し遂げたチーム全体の努力に深い誇りを語った。
「まず、ランドとマクラーレンにおめでとうと言いたい。今年1年を通して本当に見事なパフォーマンスを発揮していたし、今シーズン最も手強いライバルだった。チーム全員に心から“よくやった”と言いたい」
「今年は本当に僅差の戦いで、僕たちも最後まで素晴らしい戦いを見せられたと思う。そして今日、あのような圧倒的な形で締めくくることができたのは大きな成果だ。このサーキットでここまでのパフォーマンスができるとは期待していなかったので、チーム全員、そしてそのポジションにクルマを持ち込んだマックスを大いに称えたい」
「ポールからスタートした以上、勝利は十分に狙えるとわかっていたが、マックスはスタートからフィニッシュまで完璧だった。タイヤマネジメントも素晴らしく、レース全体を通して完璧にまとめてくれた」
「そして、今日チームプレーに徹してくれたユウキにも感謝したい。昨日に続いて本当にチームのために全力を尽くしてくれたし、シーズンを通して決して諦めずに戦い抜いてくれた」

「これ以上できることは何もなかったと思う。今の気持ちは、この“驚異的な巻き返し”に対する誇りしかないよ。ファクトリーのスタッフ、そしてサーキットで戦う全員、一人ひとりの努力が本当に信じられないほどのレベルだった」
「私たちは最後の1周まで本物のレーシングスピリット、つまり“レッドブルの精神”を示し続けたんだ」
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