ハミルトン、モンツァでの6位を受け入れ「表彰台に値しなかった」

ルイス・ハミルトンは、フェラーリのホームレースであるモンツァでの6位は公正な結果だったと認め、表彰台に立つために十分なことをしたとは感じていないと語った。
グリッド降格ペナルティにより10番手からスタートした7度の世界チャンピオンは、高速サーキット、モンツァで6位のチェッカーフラッグを受けるまでに、数々の激しい戦いとオーバーテイクを含む攻撃的な走りを披露した。この結果はティフォシから歓声を受けたが、フェラーリファンが望んでいたホーム勝利には及ばなかった。
「マシンをコントロール下に置いている感覚があり、本当に満足していました」とハミルトンはスカイスポーツF1に語った。「非常に良いスタートを切りましたが、その後数台のマシンの間に挟まれ、少し後退しなければなりませんでした。それでも、第1コーナーと第4コーナーでの私のポジションには本当に満足していました。」
40歳のハミルトンは、チームが異なる戦略判断を下すことができたと認めた。「その後、ジョージ・ラッセルに非常に接近し、振り返ってみると、彼の前に出るためにもっと早くピットストップを試みるべきだったと思う」と彼は述べた。「ピットインする前にこれほど長く走り続けたことは報われなかった。これは我々が学んだ教訓だ」
モンツァの雰囲気を振り返り、ハミルトンは付け加えた。「グリッド降格ペナルティの後に6位まで上がれたことを本当に嬉しく思う。ティフォシの前でこれほど堅実なレースを披露できたのは信じられないことだった」しかし彼は自分の結果について冷静な見方を示した。「今日は表彰台に値しないので、そこには上がれない。でも、おそらくピットウォールに行って全てのファンに会いたい」
ハミルトンはまた、4位でフィニッシュしたチームメイトのシャルル・ルクレールを称賛した。「シャルルは全力を尽くした。我々にはレッドブルのようなペースがなかった。今日彼らは本当に速かったからね。そして我々にはマクラーレンのスピードも欠けている」とハミルトンは語った。「特別な状況下で例外的な仕事をすれば表彰台に到達できる。常にそのチャンスはある。しかし純粋なスピードという点では、不可能だ」
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