【F1ラスベガスGP】ハミルトン10位も手応え「翌日に燃えている」フェラーリの真の実力は謎のまま
フェラーリは謎に包まれている。シャルル・ルクレールは初回フリー走行で最速タイムを記録したものの、その後ギアボックストラブルでリタイア。ルイス・ハミルトンは断続的に速いタイムを刻んだが、最終的には10位に終わった。この状況をどう評価すべきか。
ラスベガス・ストリップ・サーキットでフェラーリは本当にどれほどの実力を発揮できるのか。初日のフリー走行を終えても、この疑問への答えは得られないままだ。初回フリー走行ではコースが非常に汚れており、シャルル・ルクレールの最速タイムはせいぜいチームの士気を高める程度の意味しかなかった。
そして2回目のフリー走行では、モナコ人ドライバーは3番手のタイムを記録したが、セッション終了時にはコース上にいなかった。ギアボックストラブルが原因だ。

ルイス・ハミルトンは途中でいくつかの強烈なアピールをしたが、結局のところ2回のフリー走行で記録したのは11位と10位だけだった。
7度のワールドチャンピオンは次のように語る。「まずまずの一日だった。初回フリー走行ではマシンの感触が良かったが、肝心な場面で速いラップを刻めなかった。そして2回目のフリー走行でもまったく同じことが起きた」
「2回目のフリー走行ではマシンのセットアップで前進できた。特にコースの最初のセクションでは、ハンドリングが非常に心強いものだった。残念ながら、イエローフラッグとレッドフラッグに阻まれて、それをラップタイムで証明することができなかった。だが、これは多くのドライバーにとって同じ状況だった」
「本当に高揚している。多くを学んだし、翌日それを示すことに燃えている」
「初回フリー走行でコースは極めて滑りやすかったが、その後は着実な進歩が見られた。金曜日に乾いたコンディションになることを願うばかりだ。この寒さでさえなければいいのだが」
「翌日に向けてセットアップはほとんど変更しないつもりだ。マシンの挙動と感触にかなり満足しているからだ」
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