ローソン、イタリアGPでの角田との接触に苛立ち

liam lawson VCARB
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レーシングブルズのリアム・ローソンにとって、イタリアGPは不満の残る午後となった。リスクを伴う戦略は結果につながらず、中盤にはレッドブルの角田裕毅との接触もあり、両者ともに不満を抱える形で終わった。

18番手スタートのローソンは、順位を上げるために別の戦略を試みたが、思惑は外れ、最終的に14位でフィニッシュした。

「後方からのスタートで困難なレースだった。戦略で賭けに出たが、残念ながら報われなかった」とローソンは後に語った。「接戦だったが、数台のマシンが新しいタイヤで我々より前に出てきて、その後ろに詰まってしまったので本当に不満が溜まった。もしその集団を抜けていれば、もっと楽なレースになっていただろう」

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ローソンは、マシンのペースは手応えのあるものだったが、結果が伴わなかったことを認めた。「マシンは速かったので、ポイントを獲得できずに終わったのは残念だ。自分側では、週末を完全に最大化できなかった。とはいえ、見た目ほど悪くはなく、バクーで巻き返しを図りたいと思う」

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27周目の角田とのインシデントについて、ローソンは自身の行動について短い弁明のみを行った。「彼が僕を抜こうとし、僕が抜き返そうとしたところ、彼がブレーキングゾーンで僕を挟んできたので、両方ともコースアウトしたが、ポジションは返した」と説明した。「ブレーキング下で、僕はコースの端にいたので、際どい状況だった」と語り彼は自分に非があるとは考えていないようだ。

この接触後にポイント圏外でフィニッシュした角田は、その後明らかに激怒しており、レッドブル・レーシング・ブルズのガレージ内で高まる緊張を浮き彫りにした。

yuki tsunoda monza

今回の接触は、そもそも両者に現実的なポイント獲得のチャンスがなかった中で起きたものだけに、ダメージは大きい。さらに、ローソンと角田の将来はともに不透明であり、レッドブルが来季以降のドライバー体制を検討する中で、その立場が改めて注目されている。

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