フェルスタッペン、スプリント予選で苦戦「マシンに激しい振動」
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ブラジルGPのスプリント予選がインテルラゴス・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンは満足とは言えない結果に終わった。フリー走行から続くマシンの振動とグリップ不足に苦しみ、セットアップの最適化に課題を残している。レッドブルにとっても難しい週末の幕開けとなった。
フェルスタッペンはセッション後、マシンの挙動に深刻な問題があったと認めた。
「フリー走行も午後のスプリント予選も、我々にとっていい日ではなかった。マシンに激しい振動と全般的な乗り心地の問題があり、これは明らかに望ましくない状態だ。昨日より悪化したとは言わないが、グリップ不足に確実に苦しんでいる。ミドルセクターも芳しくなく、マシンを曲げることが困難だった。同時にリアタイヤも頼りにならなかったため、総合的なパフォーマンスはかなり低かったと言える」
フェルスタッペンは「何かが少し不足している」としつつも、インテルラゴス特有の変わりやすい天候が日曜に流れを変える可能性を示唆した。
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「ウェットコンディションで劇的に改善するとは思わないが、明日はまた新たな1日だ。天候の変化がどんな結果をもたらすかは誰にもわからない」
レッドブルはここ数戦、セットアップの方向性で苦戦しており、ブラジルでもその傾向が顕著に表れている。フェルスタッペンのコメントからも、路面コンディションやバランスの不安定さが走りに影響していることは明らかだ。チームが天候の変化を味方につけられるかが、勝負の分かれ目となるだろう。
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