マックス・フェルスタッペン「自分が成し遂げることを誇りに思う。」
・今の気持ちはどうですか?いつもと同じ週末?
「震えてるよ!!まぁそれは冗談として、もちろん、僕たちは素晴らしい1年を過ごしているし、この週末を迎えて、また勝ちたいと思っている。もちろん、土曜日に僕が勝ったり、何かを成し遂げたりすれば、チャンピオンになれることは分かっている。でも、今はとにかくいい週末を過ごすことだけに集中しているよ。」
・土曜日にスプリントレースが開催されるのはちょっと困りますか?
「僕には関係ないかな。週末を通して祝えるんだからいいのかもしれないね。」
・スプリントでの自信はありますか?
「いつもならここでは速く走れるはずだけど、まだ1回しか練習してないからね。だから、いったん走り出したら、クルマがどんな状態にあるのかを確認することが大事なんだ。でも通常は、僕らにとってはいいコースになるはずだよ。とにかくいい週末にしたいな。」
・昼と夜でかなりコンディションが変わりますが、難しいでしょうか?
「ああ、厳しいよ。昼はとても暖かく、夜にはもちろん少し冷える。だからFP1で何をやっても、予選ではまだクリアにならない。はっきりしないね。マシンをうまくセットアップし、予選に臨むことができれば、誰もが安心して予選を迎えられると思う。」
・もちろんこのフォーマットの大ファンではないですよね?
「土曜日は、通常、レースのための決断を下す日だし、僕は普通のレース形式の方が好きなんだ。そのほうがエキサイティングだし、特に予選では、プラクティスで何をやったかわかっているからこそ、限界まで攻めることができるんだ。スプリントは興奮も少し薄れてしまうしね。」
・フォーマット変更を提案したりすることはありますか?
「自分の意見を言うし、常にそうするつもりだよ。」
・発言の影響力はどうでしょうか?
「うーん、ドライバーの意見に耳を傾けることは彼らの利益にはならないだろうからね。彼らは少しだけスパイスを効かせて、より多くのチケットを売りたいんだと思う。もちろん商業的な側面やその背後にある理由も理解しているよ。」
・少し遅くなりましたが、まずはお誕生日おめでとうございます。先週末はどうでしたか?
「良かったよ。家で、誕生日をリラックスして過ごしたのは久しぶりだと思う。いつもレース場にいることが多かったからね。」
・少し唐突な質問だけど、ドライバーとしてのミハエル・シューマッハをどう思いますか?今年、あなたはトリプルワールドチャンピオンになろうとしていますね。
「まず彼は7勝しているわけだから、まだいくつか僕には成すべきことが残っているよね。もちろん、すべての人、すべての世代が少しずつ違っていると思う。だから、比較するのは難しいんだ。でももちろん誰もがそれぞれに素晴らしいドライバーたちだよ。」
・フェルスタッペン選手にとって、7回ドライバーズチャンピオンを獲得することは意味があることでしょうか?
「そんなことは今は考えていないかな。1年ごとに何が起こるか見ていくつもりだよ。まず今週末はチャンピオンを獲得するチャンスがあるからね。」
・日曜日の夜にお祝いをする予定はありますか?
「どうかな、まだ何も決まっていないよ。」
・ワールドチャンピオンに3度輝くということはどういうことですか?大きな偉業ですよね。
「成し遂げられることをとても誇りに思う。小さい頃にはこんなことが可能だなんて考えもしなかったことなんだ。」
・今週末は信じられないほど暑いですね。今年最もタフなレースのひとつになると思いますか?
「そうだね、21年のサウジアラビアに似ている感じだから、タフなレースになると思うよ。クルマから降りると汗だくで、かなりタフなレースだったと記憶してるからね。ドライバーにとっても、クルマにとっても、タイヤにとっても簡単なことではなさそうだ。でも楽しみにしているよ。」
・ここの縁石に不安はありますか?
「見たことがないから分からないね。ターン4からだと思うんだけど、縁石のひとつに文字通りラインから外れたところがあるんだ。縁石のラインからたしか5センチくらいかな?ずれていると思うから、かなりひどいね。」
・最も尊敬するドライバーは誰ですか?
「誰もがそれぞれに素晴らしいドライバーというところ、それがこのスポーツのいいところなんだ。だって、時代も違うしね。」
・タイトルを獲得した後、モチベーションや意欲を維持するのは難しいですか?
「まだこの後も4、5レース残っている。それにもし僕の身近な人が、僕が満足してしまったことに気づいたり、それを見たりしたら、とにかく僕に注意するだろうね。」