フェルスタッペン、Q3後ノリスに対して「覚えておく」
マックス・フェルスタッペンは、シンガポールグランプリの予選を終えたあと、明らかに苛立ちを隠せなかった。フェルスタッペンは、ランド・ノリスがQ3で自分の最後のアタックを妨害し、ポールポジションのチャンスを奪ったと考えている。
マリーナベイの夜空の下、最後のアタックに挑んでいたフェルスタッペンは、最終コーナー手前でノリスのマクラーレンに遭遇。スピードを落とさざるを得ず、その結果、ジョージ・ラッセルに0.2秒差で及ばず2番手に終わった。ラッセルはコースレコードを更新し、サプライズのポールポジションを獲得している。

セッション後、フェルスタッペンは不満を隠さずこう語った。
「前にクルマがいるときは、こういうことが起こるんだよ」と明らかに苛立った表情で話し、「もう記憶した。覚えておく」と言い放った。
これでフェルスタッペンは、シンガポールでの初ポールを逃したまま、日曜の決勝をフロントローからスタートすることになる。
「誰がそのチャンスを台無しにしたのか?」と問われたフェルスタッペンは、「オスカーじゃないよ」と答えた。ピアストリは予選3番手を獲得している。
「ちょっと残念だけど、まあこのサーキットではよくあることだ」と彼は続けた。
映像を確認すると、ノリスがターン17を立ち上がるタイミングで、フェルスタッペンはちょうどターン16を走行していたことがわかる。
そしてフェルスタッペンは、通過の際に皮肉を込めて親指を立て、ノリスに不満を示した。
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