フェルスタッペン、オーストラリアGP予選3番手に驚き

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、困難な週末の始まりを経て、2025年シーズンの最初のレースであるオーストラリアGPの予選で予想外の好位置につけたことを認めた。

金曜日のフリープラクティスではレッドブルは苦戦しており、フェルスタッペンは勝利のチャンスに懐疑的であり、リアム・ローソンも同様に苦戦していた。しかし、夜間に行われた調整により、レッドブルは改善を果たし、フェルスタッペンは3回目のフリープラクティスから良好なペースを示した。

予選では、フェルスタッペンはQ3で一時的にトップに立ったが、最終的にマクラーレンのコンビに敗れた。彼は最終的にスターティンググリッドの3番手から出走することになり、ランド・ノリスのポールポジションから0.385秒遅れとなった。

メルボルンでの週末を通じて困難に直面したにもかかわらず、5連覇を目指す四冠王者は、予選のポジションに満足していると述べた。この予選結果はレースでトップ争いをする機会を意味し、特にメルボルンではスタート時から雨が降ると予想されている。

「僕たちは週末の始まりが難しかった。このサーキットは僕たちにとって本当に良いものではなかったと思うから、状況を改善する方法を理解するのに少し時間がかかったけど、今日それを達成した」とフェルスタッペンは述べた。

「ここに座っている（プレスカンファレンス）ことにかなり驚いている。もちろん、明らかにペースは少し足りなかったけど、全体的には予選のラップに満足しているよ」

また、フェルスタッペンは次のように付け加えた。「僕たちはバランスを調整しようとしていただけで、クルマは少し生き生きとしてきた。今日は少し速くなったけど、明らかにまだ十分ではない。でも、それでもフェラーリとメルセデスの前にいるのは、僕たちにとって良いことだと思う」

天候によって混乱する可能性のあるレースへの期待について尋ねられたフェルスタッペンは、「奇跡は期待していない。マクラーレンと同じレベルではないと思う。でも、明日は何が起こるかわからないから、僕はただ最善を尽くすつもりだ」と答えた。

【関連記事】

マクラーレン、予選でのフェラーリとのバトルに期待していた