【オーストリアGP】ランド・ノリス、P4でフィニッシュ、マクラーレンが『大きな前進』を遂げたとコメント

ランド・ノリスは、今週末のオーストリアGPでシーズン最高の5位を記録し、再びトップ争いに戻れたことをうれしく思っていたが、さらにノリスは後に元チームメイトのカルロス・サインツのペナルティを受けて4位に昇格した。

ノリスは4番グリッドから最高のスタートを切ることができず、ターン1までの下りでルイス・ハミルトンのメルセデスに敗れた。しかし、レースが落ち着くと同胞にプレッシャーをかけることができ、レースの後半には追い越すことができた。

2度目のピットイン後、カルロス・サインツに次ぐ4位で走行していたが、レース終盤にセルジオ・ペレスが追い抜いた。しかし、彼は5位を獲得することができた。これは2022年シンガポールGPで4位に終わって以来最高のフィニッシュであり、サインツのレース後のペナルティによって4位に昇格したことでさらに良い結果となった。

コックピットから飛び降りた後、陽気なノリスは次のように語った。

「こんなに良いものだとは予想できなかった。レースに臨むにあたって何が起こるのか、どのように行動するのか、マシンのペースはどうなるのか…少し緊張していた。」

「特にデグラデーションの面から見ると、各スティントの最初の5周のように、自分たちは速くなるという自信を持っていたと思う。それを維持できるだろうか、レース中ずっとそれを保ち続けることができるだろうか？」

ノリスはこう続けた。「そして驚いたことに、それは僕が期待していたより良かった。だから、それが間違いなく今日の結果を達成するのに役立った。」

「このアップグレードは間違いなく、私たちが大きな前進を遂げることを助けてくれた。とても嬉しいことだ。大量のポイントを獲得し、チームにとって良い報酬となった。」

再びフィールドのトップ近くで戦えるのは嬉しいかと尋ねられたとき、ノリスは次のように答えた。

「大きな違いがあると思う。」

「私自身にとっても、見ているすべての人にとっても、マクラーレンファン全員とチーム内で働くすべての人にとっても、もっとエキサイティングになる。」

「自分が報われていると感じ、それが大きな変化をもたらす。全員の仕事ぶりや私たちの進歩にはとても満足しているが、やるべきことは明らかにたくさんある。」

チームメイトのオスカー・ピアストリは、他のドライバーのペナルティにより16位に順位を上げられたものの、オーストラリア出身のルーキーは17番手でチェッカーフラッグを受け、それほど成功とは言えなかった。レース後、彼はケビン・マグヌッセンのハースとの不運な衝突でウイングにダメージを負い、悔しい思いをした。

「難しいレースだったか？」との質問に、アップグレードされていないMCL60を走らせているピアストリは次のように答えた。

「難しい。中盤でウイングにダメージを負ったし、マグヌッセンや他の何人かが前線でそれぞれのインシデントを抱えていたので、自分には本当に行くところがなかったと思う。」

「そこは残念だが、それを抜きにしても僕らのペースはあまり良くなかったと思う。もちろん、ランドとチームにとって非常に良いフィニッシュだった。 だから来週、そのパーツを手に入れるのが楽しみだ。」