マクラーレンの未来は明るい – ミカ・ハッキネンが語る新時代の始まり
今シーズン、マクラーレンが1998年以来となるコンストラクターズタイトルを獲得した。1998年の成功を支えたのは、伝説的なドライバーペア、デビッド・クルサードとミカ・ハッキネン。そして、2024年のマクラーレンを牽引したのは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの新世代コンビだ。
2024年、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはそれぞれF1で初勝利を挙げ、シーズンを通じて多くのレースで優勝を飾った。この2人の強力なタッグは、毎週末にチームのポイント獲得を最大化させる鍵となり、ライバルであるレッドブルを凌駕した。
マクラーレンの将来に期待が高まる
2025年のマシンは、2024年型とほぼ同じ仕様になると予想されている。フェラーリ、レッドブル、メルセデスとの激しい競争が待ち受ける中、マクラーレンは現時点で最もバランスが取れた実力派ドライバーコンビを擁しているといえるだろう。
マクラーレンの元ドライバーで、2度のワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンは、これが新たな支配時代の始まりであると確信している。
ザク・ブラウン体制がもたらした変革
「ザク・ブラウンがチームリーダーに就任した時点で、マクラーレンは新しい時代を迎えた」とハッキネンは語った。
「ザクはチームに必要な“良い精神”を生み出し、適切な人材を集め、正しい方向へ導いた。その瞬間からすべてが変わったんだ」
さらに彼はこう続けた。「私はザクと親しい友人で、彼から一緒に働こうと誘われたとき(2017年からブランドアンバサダーとして活動)、すでにこれは大きな成功につながると感じていた」
「もちろん、一夜にして結果が出るわけではなかったが、彼のやり方は時間をかけて確実に成果を上げるものだった」
「投資家、チームパートナー、優れたエンジニアやマーケティングの専門家がザクを信頼し、そのビジョンに従って動く限り、マクラーレンの成功は続くだろう」
ノリス&ピアストリの可能性
「ランド(ノリス)の経験を活かせば、彼とマクラーレンは来年さらなる高みへ到達できるだろう」とハッキネンは締めくくった。
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