ウィル・コートニー氏、レッドブルから早期解放されマクラーレンへ
ウィル・コートニー氏は、マクラーレンのスポーツディレクターに就任するため、レッドブルとの契約を早期に解除された。これにより、2026年半ばまで“傍観者”として待たされる可能性があった長期にわたる交渉劇に、ついに終止符が打たれた。
レッドブル在籍22年のベテランであるコートニー氏は、LinkedInを通じて新たな役職への就任を正式に発表。当初、レッドブルはレース戦略責任者という要職にあった彼の放出に難色を示していたが、パドック内で最も注目を集めていた契約紛争のひとつが、ここに決着した。

今回の加入は、マクラーレンにとって大きな成功と言える。エイドリアン・ニューウェイ氏が空力部門を率いていた時代を含め、15年にわたりレッドブルのレース戦略を指揮してきたコートニー氏は、ライバルチームの戦術的アプローチに関する貴重な知見をもたらす存在となるだろう。この人事は、2024年以降公然の秘密とされてきた。しかし、当時レッドブルのチーム代表を務めていたクリスチャン・ホーナー氏が、重要人物の流出に消極的だったことから、マクラーレンは長期の待機を強いられる可能性もあった。それでも、最終的に両チームは当初の予想よりも早いタイミングでの移籍に合意した。
プレスリリースで、コートニー氏は次のように述べている。
「レッドブル・レーシングで22年間、うち15年間をレース戦略責任者として過ごした後、新たな挑戦としてスポーツディレクターの立場でマクラーレンF1チームに加わることを発表できてうれしく思う」
「レッドブルでともに働いたすべての人々に多大な感謝を伝えたい。たくさんの素晴らしい友人ができたので、これからもパドックで皆さんに会えることを楽しみにしている。信じられないほど素晴らしい20年だった。今後は新しい役割とチームに慣れ、できれば多くの新しい友人を作ることを楽しみにしながら、マクラーレンが近年の成功を今後も継続できるよう全力を尽くしたい」
ウォーキングを拠点とするチームの将来に対する強い意欲を示し、新たな章への期待を語って締めくくった。
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