【モナコGP】角田裕毅「予選で良い結果を出さなくてはいけなかっただけ」-決勝後のコメントを紹介

角田裕毅
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2025年F1モナコGPを17番手で終えたレッドブルF1の角田裕毅。ピエール・ガスリーとの接触や、他チームの戦略に影響を受けた彼だが、決勝後メディアに対し冷静なコメントをした。以下はコメントの全容である。

Q. ピエール・ガスリーとの接触について
「正直、謎だね。僕はブレーキング時に進路を変えたりもしていない。何が起こったのか分からない。僕からしたら、彼(ガスリー)がクラッシュしてきたというだけだ」

Q. 早めのピット戦略はうまくいかなかったようだが、レースの感想は?
「今まで一番長いレースだった。あのポジションからのスタートでは、僕らは何か挑戦しなければならなかった。特に、2人のドライバーが揃った2チームが前にいたから、彼らが何かゲームを仕掛けてくるのは予想できた。でも、僕自身がその状況下に自分を置いてしまったから、ただ予選でもっと良い結果を出さなくてはいけなかっただけだ」

Q. 今回の2ストップ義務について、レースは面白くなったと思うか?
「逆にどうだったか、みんなから教えて欲しいよ。僕らはマシンに座っていただけだからね。テレビで見ていた方がわかりやすいのではないかな」

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Q. 接触後のマシンの状態は?
「よく分からない。何もダメージがなかったら驚きだけどね。もしかしたら衝撃によって少し不安定になったり、車のバランスが少しオフになっていたりしたかもしれない。でもレース後にざっと見た限りでは、少なくともコンポーネントは大丈夫そうだったし、最後まで走ることができた」

Q. ガスリーは「危ない運転だった」と話していたけど、このあと彼と話をするつもり?
「え、なんだって?正直、僕は何も悪いことをしていない。もう一度同じ状況でも、同じドライビングをする。ずっと壁に沿って走っていたし、彼がオーバーテイクを試みるのはわかっていて、ブレーキング時に進路を変えたくなかったからね。」

Q. モナコGP週末を通したマシンへの感想は?
「そうだね、ペースは悪くなかった。正直、予選は全然まとまっていなかったけど。今回のモナコは簡単にはいかないとわかっていた。週末を通してごちゃごちゃしていた。Q2のラップではもう少し上手くできていたらよかったと思うけど。でも、トラックコンディションが良くなかったり、新品タイヤを使えなかったりということがあったからね….。とにかく、FP3まではペースがあったのはポジティブなことかな。そのペースを活かせなかったのがフラストレーションだった」

Q. 来週末のバルセロナに向けて、何か変更はあるかチームから聞いている?
「あると期待したい。来週だけではなくて、この先数週間かけてだね。内部で話さなくてはいけないこともある。もちろん、いきなり全てが改善されるということは難しいけど、自分自身においても改善する余地はある。だからそれに集中して、全力を尽くしたい」

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Q. ハードで終盤までステイアウトする戦略は元々決めていた?
「状況に応じてだけど、そうだった。序盤にVSCが出されなくても、元々同じような戦略でいくつもりだったよ」

Q. 来週末に向けた展望は?
「気持ちを切り替えて臨むつもりだ。絶対にQ3進出とポイント獲得は実現したい」

Q. 2ストップ義務について:チーム同士の戦いになり、チームメイトのために片方のドライバーが犠牲を払うことについてどう思う?
「1ストップでも2ストップ正直僕からしては変わらない。テレビから見て、今までより楽しいものだったら良いんじゃないかな。チームメイトを助けるために一人の犠牲になるというのは、ルール上できることなので仕方がない。モナコはそういうレースだからね」

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