モントーヤ、フェルスタッペンがサインツのレッドブル加入を阻止した可能性を指摘
元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、マックス・フェルスタッペンが2025年にカルロス・サインツのレッドブル移籍を阻止する重要な役割を果たした可能性を指摘した。モントーヤは、フェルスタッペンの影響力がレッドブルの決定に影響を与えたのではないかと見ている。
ルイス・ハミルトンのフェラーリ加入によりシートを失ったカルロス・サインツは、レッドブルでセルジオ・ペレスの後任となるのではないかと期待されていた。しかし、最終的にレッドブルは内部の若手ドライバー、リアム・ローソンを昇進させる選択をした。この決定の背景には、2015年のトロロッソ時代にサインツとフェルスタッペンの間で生じた緊張が影響していた可能性がある。
フェルスタッペンの影響力とレッドブルの決定
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、当時の2人のドライバー間に存在した「有害な」関係について語ったことがある。モントーヤはこの点を踏まえ、フェルスタッペンが自身の影響力を行使し、サインツの加入を防いだのではないかと推測している。
「マックス(フェルスタッペン)なら、カルロス(サインツ)のレッドブル加入を止めたと確信している。ただ、これが事実かは確認できない」とモントーヤは語った。「トロロッソでチームメイトだったときの2人の関係は非常に険しいものだった。マックスが再びその状況に直面したいと思うかは疑問だ」
また、モントーヤは次のように続けた。「マックスがチームの環境を管理できる立場にあるとすれば、あえて自分の人生を難しくする選択をするだろうか?しないことが賢明な判断だと思う」
サインツの未来:ウィリアムズでの復活はあるのか?
サインツの将来について、モントーヤはポジティブな見方を示している。「彼がウィリアムズで復活する可能性は十分にある。ウィリアムズは今後数年でマクラーレンと同じレベルに達する可能性があると考えている」
「必要な経済的支援が整い、チームは驚くべき成果を上げる準備ができている。2〜3年後にはウィリアムズが大きく変貌を遂げ、トップチームと肩を並べる日が来るだろう」とモントーヤは期待を込めて語った。
【関連記事】
- レッドブル、サインツ獲得のためウィリアムズと交渉か – Shiga Sports
- ルクレール、ハミルトン加入の意義を語る「フェラーリに新たな活力を」 – Shiga Sports
- ブリアトーレ、ドゥーハンの将来に慎重な姿勢を示す – Shiga Sports
- バスール、サインツのフェラーリでの感動的な最終日を振り返る – Shiga Sports
- ブリアトーレ、サインツとの契約失敗の理由を語る – Shiga Sports