ベアマン「F1での初めてのフル週末を楽しみにしている」
オリバー・ベアマンは、F1でのキャリア初となるフル週末に参加することを「楽しみにしている」と述べた。ベアマンは、アゼルバイジャンGPでケビン・マグヌッセンの代役としてハースに選ばれた。
ケビン・マグヌッセンは、モンツァでのアルピーヌのピエール・ガスリーとの接触後、スーパーライセンスのポイント上限に達したため1レース出場停止となった。そのため、ハースは今週末アゼルバイジャンのバクーで行われるシーズン第17戦に、現在のリザーブドライバーであるオリバー・ベアマンをマグヌッセンの代役として起用することを決定した。
ベアマンは既に複数のフリープラクティスセッションでF1マシンを走らせており、さらに今年初めにはフェラーリが急遽カルロス・サインツ(虫垂炎手術)の代役として彼を起用し、予選セッションとレースにも参加している。
しかし、アゼルバイジャンGPはベアマンにとって初めてのF1フル週末となり、3回のフリー走行、予選、そして日曜日のレースに参加することになる。「F1マシンのステアリングに戻り、初めてのフル週末を迎えることを楽しみにしている」とオリバー・ベアマンはアゼルバイジャンGPを前に述べた。
「チームとFP1に参加したが、その勢いを継続してフル週末を行うことは本当にエキサイティングな展望だ。昨年、バクーで(F2で)多くの成功を収めたし、本当に僕のお気に入りのサーキットの一つだから、とても楽しみにしている」
ベアマンは、バクーのようなコースでデビューするのは簡単ではないことを承知している。特に、壁がトラックのすぐ近くにあるため、些細なミスが高くつく可能性がある。しかし、ベアマンはここ数週間準備を重ねてきた。「シミュレーターで時間を過ごした。確かに難しいトラックだ。常設サーキットではないし、壁がとても近くにあり、特に有名なキャッスルセクションなど、場所によってはタイトだ」
「これは別の注意点で、できるだけ慎重に速度を上げていくことを確認する必要がある。これまでに経験したことのない初めてのフル週末になるから、マシンで多くの周回を重ねられたことをうれしく思うよ」
注目すべき点として、オリバー・ベアマンは2025年シーズンからハースのレギュラードライバーとなり、特にエステバン・オコンのチームメイトになることが挙げられる。
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