ピアストリ、カタールでの痛恨の戦略ミスに怒り露わ「今日は完全に外した」
カタールでポールポジションから決勝を迎えたオスカー・ピアストリだったが、フィニッシュラインを越えたのは2位。レース直後の表情には大きな失望がにじみ、マーティン・ブランドル氏のインタビューでも不満を隠さなかった。
ピアストリは開口一番、「今日は完全にうまくいかなかった」と短く語った。矛先はマクラーレンの戦略判断。7周目のセーフティカー導入時、チームはタイヤ交換を選ばず、ピアストリは首位のまま走行を続けた。3番手のランド・ノリスはスタート直後にマックス・フェルスタッペンに抜かれ、3位を維持していた。

ピレリのタイヤ使用制限により、1セットで最大25周しか走れない特別ルールが適用されたため、57周の決勝では最低2回のピットストップが義務づけられていた。その状況を踏まえれば、序盤のセーフティカーで交換しなかった判断は高リスクで、終盤に投入したフレッシュタイヤでも挽回しきれず後退を招いた。
「自分としてはベストを尽くして、可能な限り速く走った」とピアストリは語る。「でも、それ以上はできなかったし、結果を見れば何をすべきだったか明らかだ。チームでしっかり話し合う必要がある」
一方で、週末全体としては前向きな手応えもあるという。現在ランキング3位のピアストリは、首位と16ポイント差でアブダビ最終戦へ向かう。
「悪いことばかりじゃない。この週末は本当に良かったし、ペースも非常に強かった。ただ、今は飲み込むのが難しいだけだ」
タイトル争いが迫る中、ピアストリは悔しさを胸に最終決戦へ向かう。
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