ピアストリ、農場経験が豪雨のレースで役立ったと明かす

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マクラーレンのオスカー・ピアストリは、オーストラリアGPでの苦しいレース展開の中で、思わぬ形でジェレミー・クラークソンの農場での経験が役立ったと語った。

レース44周目、彼はチームメイトのランド・ノリスに次ぐ2位につけていた。しかし、突然の豪雨により、マクラーレンの両ドライバーはグリップを失い、コースアウト。ノリスはなんとか復帰したものの、ピアストリは芝生の上で身動きが取れなくなり、ポイント争いから大きく後退することとなった。FOMのタイミングタワーは彼をリタイア扱いと表示したが、ピアストリはMCL39を懸命に操り、最後のラップでルイス・ハミルトンを抜いた末に9位でフィニッシュした。

レース後、ピアストリはこの困難な状況を乗り越えるのに、かつてトップギアの司会を務めたジェレミー・クラークソンの農場での経験が活かされたと語っている。

「ただレースを続けようと必死だった。でも、なかなか抜け出せなかったんだ」とピアストリはメディアに語った。「幸いなことに、オフシーズンにクラークソンの農場でトラクターを使ってバックで走る練習をしていた。それが今回、思わぬ形で役立ったね。でも、芝がもう少し短かったら、もっと楽に戻れたかもしれない」

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さらに彼は、「あのような形で順位を落としたのは残念だ。僕たちは表彰台に値するレースをしていたと思うし、ファンのみんなもそれを期待していただろう。でも、ポジティブな要素もたくさんあるから、そこをしっかり見つめていきたい」とコメントした。

ピアストリは次戦の中国GPでの巻き返しを誓う。シーズンはまだ長く、23戦が残されている。しかし、この時点ですでに彼はチームメイトのノリスから23ポイント差をつけられており、今後の戦いに向けて早急なリバウンドが求められる。

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