フェラーリの躍進:バスールのリーダーシップが成功の鍵に

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元F1ドライバーで現在Sky Sports F1のコンサルタントを務めるカルン・チャンドックが、フレデリック・バスールのフェラーリのチーム代表としての手腕を高く評価した。特に、その実践的なアプローチと、チームに対する冷静な影響力が注目を集めている

2023年初頭、バスールは前任者のマッティア・ビノットの後任としてフェラーリの指揮を執ることとなった。バスールの指揮の下で、かつて頻発していたフェラーリの戦略的ミスは大幅に減少。組織改革は着実に成果を上げており、2025年には両タイトル獲得に向けて有利な位置につけている。

Evo Indiaのポッドキャストに出演したチャンドックは、バスールのリーダーシップについて以下のように語った。

「彼はF1における豊富な経験を持ちながら、非常に地に足のついた人物でもある」

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「政治的な駆け引きに関わることもなければ、チームを不安定にするようなノイズに惑わされることもない。私は長年フレッド(バスール)を知っているが、彼の素晴らしい点は、常に冷静で整然としているところだ。決して興奮することがない」

「メキシコGPの後に彼と話をする機会があった。カルロス(サインツ)が圧倒的なレース展開で勝利を収めた週末だった。私が『コンストラクターズタイトルの可能性が出てきたね』と言うと、彼は『それについては話さない。まずはデブリーフィングを行い、次のブラジルGPについて話し合う。私たちは一戦一戦を大切にしている。結果は自然についてくるものだ』と答えた。まさに実践的で現実的なアプローチだ」

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