レッドブル、新型RB21は”ペレス問題”の解決を目指す設計に

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レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2024年シーズンに向けた新型マシンRB21の開発において、セルジオ・ペレスが直面した問題の改善に焦点を当てていることを明らかにした。

2024年シーズン序盤、レッドブルは圧倒的な強さを見せ、特にマックス・フェルスタッペンは開幕5戦で4勝を挙げる快進撃を見せた。しかし、ペレスの2024年シーズンは徐々に崩壊。ペレスは、直近18レース週末でわずか49ポイントしか獲得できず、レッドブルはコンストラクターズランキングで3位に後退する結果となってしまった。

ホーナーは、RB20がペレスにとって扱いづらい特定の問題を抱えていたことを認めた。これは特定のドライバースタイルでは「隠せる」問題だったと指摘した。

この問題に対処するため、今年のRB21は様々なサーキットやコンディションでより一貫したパフォーマンスを発揮できるよう設計されているという。

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「私たちは開発の観点から物事をよく理解している」とホーナーは語った。「イモラに向けて、私たちは改善を導入した」

「マシンがその性能ウィンドウに入っているとき、例えばオーストリアの時のように、ポールポジションを獲得できるほどの速さがあった。マシンは本当にその最適な状態にあった」

「しかし、そのウィンドウから1ミリでもずれると、マシンの操縦は格段に難しくなってしまった。マックス(フェルスタッペン)はそれを隠して対処できたが、これが特に問題だったと思う。ウィンドウが狭すぎた」

「そのため、エンジニアたちは今冬、このウィンドウを広げることに注力している。単純に性能を上げるのではなく、様々な環境やサーキットで、より広い作動範囲を持つマシンを目指している」

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