ルノー、フランソワ・プロボスト氏がマネージングディレクターに就任

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仏自動車大手ルノーは、ルカ・デ・メオ氏の後継者として、フランソワ・プロボスト氏のマネージングディレクター就任を正式に発表した。
グループ内で豊富な経験を持つプロボスト氏は、これまで購買担当ディレクター、パートナーシップ、広報などの要職を歴任してきた。同氏の就任は、ルノーが推進する組織再編戦略の新たな段階を示すものとなる。
この人事により、ルノーは自動車業界が重要な技術的・経済的課題に直面する中、経営陣の継続性と既にグループの企業文化に精通した人材への依存を選択した形となった。ルカ・デ・メオ氏の最近の退任は、ルノーのコミットメント、ひいてはF1におけるアルピーヌへのコミットメントについて改めて疑問を投げかけることとなった。
昨年、同メーカーはプロジェクトを終了し、2026年シーズン向けエンジンの開発を停止、新たな技術規制の導入により大きな転換点を迎えた。この期限以降、アルピーヌF1チームはメルセデスが供給するパワーユニットに依存することになる。
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この戦略的変更は、プロボスト氏が現在会社のトップとして舵取りする準備を進めている新たな段階の一部である。
「この任命をお受けできることを誇りに思い、感謝しております。ジャン・ドミニク・セナール会長、そして私に信頼を寄せてくださった取締役会の皆様に感謝申し上げたいと思います。過去23年間にわたって私を支えてくれたグループのチームには特別な思いを送ります。10万人の従業員、ディーラー、サプライヤー、パートナーとともに、127年にわたってフランス産業の旗艦の一つであるグループの発展に、すべてのエネルギーと情熱を注いでまいります」とプロボスト氏は述べた。
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