ロズベルグ、ハミルトンの苦戦は年齢によるものと推測

メルセデスでルイス・ハミルトンと元チームメイトだったニコ・ロズベルグは、ハミルトンの現在のフェラーリでの苦戦は、彼の年齢によるものの可能性があると見ている。
フェラーリでの新たな挑戦を求めて移籍したハミルトンは、現在激しいチーム内競争に直面している。シーズンの最初のレースから、シャルル・ルクレールはより速く安定したパフォーマンスを見せ、ハミルトンをチームの隅にに追いやっているように見える。
2016年にハミルトンとの激しいバトルの末にワールドチャンピオンに輝いたロズベルクは、ハミルトンのパフォーマンスにある種の継続性があることを強調した。彼は特に、現在ルクレールとの間にある差が、メルセデスでの過去2シーズンにジョージ・ラッセルとの間に見られた差を思い起こさせると指摘している。
元ライバルの才能や経験に疑問を呈することはないものの、ロズベルクはF1でのキャリアの長さには必然的に身体的・精神的な挑戦が伴い、それらが彼の結果に影響を与えている可能性があることを示唆している。
「これは昨年の調子の続きのように見える。すでに少し落ち込んでいて、昨年のチーム内ではジョージ(ラッセル)が優位に立っていた」とロズベルクはSky F1に語った。「彼はランキングでも前に出ていた。今も同じような状況で、あちこちで少し足りない部分がある。特に予選での純粋なスピードだ。シャルル(ルクレール)が予選で素晴らしいパフォーマンスを見せるドライバーだということは分かっているが、ルイス(ハミルトン)はその分野で何かを見つける必要がある」
「史上最高のドライバーでさえ、いつかは少しペースが落ちるものだ」とロズベルクは述べた。「それは年齢に関係している。40歳になると、遅かれ早かれそれが起こる。このスポーツでは0.1秒でも大きな違いを生み出し、特に現在最高の予選ドライバーの一人とされているシャルルのような新世代の最高のドライバーたちとバトルをすると特にそうなってしまう」
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