ラッセル「メルセデス黄金期ならチャンピオンになっていた」

george russell jeddah
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ジョージ・ラッセルは、もし彼がメルセデスに早く加入していれば、チームが一時代を築いていた頃、すでに2度のワールドチャンピオンを獲得していただろうと確信している。

ラッセルは2019年にF2チャンピオンシップをARTグランプリで制した後、ウィリアムズで3シーズンにわたって腕を磨いた。メルセデスのジュニアドライバーとしての育成を経て、ラッセルは2022年についに悲願のメルセデス昇格を果たした。しかし、彼にとってはタイミングが不運だった。新レギュレーションの導入によりメルセデスは転機を迎え、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンといったライバルチームと互角に戦えない状況に陥っていたのだ。

この厳しい環境にもかかわらず、ラッセルはすぐにチーム内での地位を確立。3シーズンでグランプリを3勝し、2024年シーズンはルイス・ハミルトンを上回るシーズン総合成績も残している。現在27歳の彼は、振り返れば2014年から2021年までのメルセデス黄金期に加入していれば、複数のタイトルを手にしていたはずだと考えている。

「7度のチャンピオンのチームメイトとして3年間過ごすことは簡単なことではない」とラッセルはThe Athleticのインタビューで語った。「チャンピオンシップやレースでルイス(ハミルトン)の前で終わった年があった。5年前にチームに加入していれば、2度のタイトルを獲得していただろう」

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ラッセルは、今シーズンからガレージに新しいチームメイトを迎えても、自身のアプローチに変化はないと強調する。

「過去2年間でやったように、僕は仕事を続けている」とラッセルは述べた。「僕は同じエンジニアのグループ、同じメカニックグループと協力している。確かに、ルイスは大きな存在を持っていた。それは今でも感じることだ。でも、毎日の作業は何も変わらない。僕は自分の部屋でウォームアップして、クルマに上がり、ヘルメットをかぶる。何よりも自分の運命をコントロールするべきなんだ」

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