平川亮、スペインGPでのFP1を振り返る「本当に難しかった」

スポンサーリンク

ハースのリザーブドライバーである平川亮が2025年F1スペインGPのフリープラクティス1回目(FP1)を完走した。しかし、厳しいトラック条件と予期しないブレーキングでの苦戦により、この走行を「本当に難しい」ものだったと振り返っている。

セッション後、平川は率直に困難さを認めた。「予想していたよりもずっと難しかった」と平川はコメント。「正直に言うと、ブレーキに苦労していた。それで序盤にコースアウトしてしまったんだ」

平川は10コーナーでコースアウトをしたものの、フロア部分への損傷は免れた。その後、問題が落ち着き始めるとスムーズなセッションを完走することができたという。マシンへの潜在的な損傷について問われると、「運が良かったかもしれないが、大丈夫だった」と答えた。

これまでプライベートセッションやシミュレータープログラムでF1マシンをテストした経験を持つ平川だが、限られた準備時間でF1マシンに飛び込む難しさについて語った。「シミュレーターでの準備をしていなかった…フィジカル面での準備も何もしていなかった」と彼は説明した。「そういう意味では、おそらく非常に難しかった。今後のセッションに向けてはもう少し良い準備ができればと思っている」

スポンサーリンク

セッション中の技術的なフィードバックについて振り返る中で、平川は耐久レースでの経験と複数チームでの豊富な経験を活かせたと評価した。「そう、これは耐久レースやマクラーレン、その他のチームでの経験から学んだことだ」と彼は述べた。「たぶん何でも知っているよ」と冗談めかして言い、自身の多様性の向上を示唆した。

レース・キャンペーン

※記事で紹介した商品を購入すると売上の一部がSHIGA SPORTS JAPANに還元されることがあります

ハースのチーム代表である小松礼雄はメディアセッションで平川を称賛し、彼の優れた技術的理解力と体系的なフィードバック能力を高く評価した。

また、平川はハースのレースエンジニアとの協働関係についても前向きに語った。「とても良かった。長い会話ができた」と彼は言った。「このセッション前にすでに何レースか一緒にやっていたので、それがお互いを知る上で大いに役立ったと思う」

スポンサーリンク

将来を見据えて、平川は自身のF1への野望を改めて表明した。「今はおそらく学習の時期だが、目標は将来シートを獲得することに変わりはない」

平川は今シーズン、継続的な成長と評価の一環として、ハースとともにFP1セッションに参加する予定となっている。チームのレギュラードライバーが病気や怪我で欠場する事態となった場合、平川が最初に代役として起用される立場にある。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿