ザウバーF1、イギリスに新拠点設立へ ― アウディ参入に備え戦略的拡大か
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ザウバーF1チームが2026年のアウディ参入を前に、イギリスに新たな技術センターを設立する計画を発表。スイスを拠点とするチームの戦略的拡大が注目を集めている。
これまでスイス・ヒンウィルに本拠を置いてきたザウバーF1は、今回イギリスのモータースポーツバレーに新たな拠点を構える計画を発表。ビスター、シルバーストーン、ミルトンケインズなどの候補地から、2025年夏までに運用技術センターを開設する計画だ。
ザウバーF1運営・技術ディレクターのマティア・ビノット氏は「イギリスにテクニカルセンターを設立し、ヒンウィルの主要サイトをさらにバックアップすることができるのを喜ばしく思います」と語った。
さらに、「イギリスでの拡張により、世界で最もダイナミックなモータースポーツチームの1つに近づくことができます。我々はヒンウィルとイギリスを通じて、強力な共同作業ネットワークを作り上げる予定です。革新を起こし、パフォーマンスを向上させることが私たちのビジョンです」と意気込みを示した。
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アウディのF1チームとなる2026年に向け、ヒンウィル(スイス)とノーバーグ(ドイツ)に加え、英国が第三の拠点として機能することとなる。
2024年シーズンは、コンストラクターズ・チャンピオンシップで最下位、わずか4ポイントに終わったザウバーF1。2025年は、ガブリエル・ボルトレートとのコンビネーションで、新たな挑戦に挑む。
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