ペレス、F1キャリア終了の時期を自ら選びたいと表明
セルジオ・ペレスは、レッドブルでの数レースの苦戦後に自身の将来が疑問視された過去数ヶ月の間、F1からの引退を考えたことを認めた。しかし、ペレスはすぐにキャリアを続ける決断をし、自身でレース引退の日を選べることを望んでいる。
過去数ヶ月間、セルジオ・ペレスはレッドブルでのパフォーマンスが非常に不安定であり、ネガティブなスパイラルに陥っていた。ペレスの将来は、昨年6月にチームと2年間の契約更新を締結したにもかかわらず 、あらゆる憶測の対象となっていた。7月末、レッドブルはついに、ペレスが2024年シーズン終了まで、そしてそれ以降もシートに座ることを保証し、これらの憶測に終止符を打った。
将来に関する多くの噂を受けて引退を考えたかどうかDAZNのインタビューで尋ねられた際、ペレスは次のように説明した。「過去6ヶ月間、（引退について）考えたが、決断するのに3秒しかかからなかった」とセルジオ・ペレスは認めた。
「結局のところ、すべてを諦めるのが簡単な解決策だっただろう。でも僕は決して自分を許さなかっただろうね」と彼は強調した。
「僕は誰かに言われてではなく、自分が望むときにキャリアを終えたい。自分の将来を決められる地点に到達すること、これが僕の主な目標だ」
「今のところ、かなりモチベーションが高い。本当にF1を続けたいと思っている。良い時期も楽しいが、悪い時期も楽しむことを学んでいる」
「今のところ、契約期間はあと2年残っていて、F1での2年は長い。でも、終わりが近づいていることは分かっている。例えば、フェルナンド（アロンソ）のようにまだレースをしているのは想像できない。彼の年齢でやっていることすべてに対して、僕は彼を非常に尊敬している」
「望んでいないわけではないが、僕には幼い子供たちがいて、彼らともっと時間を過ごしたい。結局のところ、彼らが自分を制限する要因になるだろうね」
「年間24レースのカレンダーで、スケジュールはすでに複雑だが、少なくともあと2年はここにいるだろう。しかし、F1に長くとどまるとは思えない」
2011年のキャリア開始以来、セルジオ・ペレスは6勝、3ポールポジション、39回の表彰台、1600ポイント以上を獲得している。現在（2024年アメリカグランプリ前）、ドライバーズチャンピオンシップで8位につけている。
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