角田、新型フロントウィング装備 フロア仕様異なる マシン比較【メキシコGP】
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レッドブル・レーシングは、メキシコGPで角田裕毅がマックス・フェルスタッペンと同じフロントウイング仕様を使用することを確認した。角田はチームの継続的な開発プログラムの一環として、異なるアンダーフロア構成で走行することになる。

角田のマシンはフェルスタッペンのフロントエンドセットアップを引き継ぐ一方で、アンダーフロアは異なる仕様となる。チーフエンジニアのポール・モナハンは金曜日、フェルスタッペンの新型アンダーフロアがすでにFP1でアーヴィド・リンドブラッドのマシン(36号車)に装着されていたと説明した。
モナハンによると、この改良型アンダーフロアはモンツァ仕様をベースとしており、チームは標高の異なるサーキットで空力効率を検証するため、「新旧のコンポーネントを組み合わせた構成になっている」という。
角田にとって、このアップデートはチャンスであり、同時に新たな挑戦でもある。フェルスタッペンと同じフロントウイングを使用できることは、明確にパフォーマンス面での前進を意味するが、それを旧仕様のフロアと組み合わせることで、比較データの価値が一層高まる。
「フロントエンドの感触をよりダイレクトに掴み、ハイダウンフォース仕様でどのように反応するのかを理解する良い機会だ」と角田は語った。
標高2200メートルを超えるエルマノス・ロドリゲスでは、空気が薄くなることでダウンフォースが低下し、特有の空力的課題が生じる。
これに対応するため、レッドブルは最大ダウンフォース仕様のリアウイングと特別な冷却システムを導入した。いずれもメキシコGPで定番となっている対策であり、週末を通じて最適なグリップとマシンバランスを確保することを目指している。
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