フェルスタッペン、ハミルトンのパフォーマンスを擁護

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2021年のタイトル争いのライバルであったルイス・ハミルトンについて、最近のラスベガスでの表彰台を除き、メルセデスで厳しい時期を過ごしていることに言及した。

ルイス・ハミルトンは、シーズン序盤の困難な時期、夏に2勝を挙げるなど調子を取り戻した時期、そして再び難しい終盤と、起伏の激しいシーズンを過ごしている。

ハミルトンは特に予選で苦戦し、ジョージ・ラッセルに大きく引き離されている。ラスベガスでは、メルセデスが最速マシンを持っていたにもかかわらず、Q3の失敗により優勝争いを逃した。

マックス・フェルスタッペンによれば、これは深刻な問題ではなく、来年フェラーリに移籍することが決まっているハミルトンのモチベーションが低下していることが主な理由だと考えている。

「彼が能力を失うことはないと思う」とフェルスタッペンはPA通信に語った。「彼は多くのことを成し遂げてきた。来年は新たな挑戦だ。7回世界チャンピオンであることを示す非常に高いモチベーションを持つだろう。ただし、それは彼が持つマシン次第だ」

「今年は、チームを離れることが分かっていたから、ルイス（ハミルトン）にとってフルで高いモチベーションを保つのは難しかった。競争力のあるマシンと勝利のチャンスがあった時、彼のパフォーマンスレベルが明らかに上がったことが分かる。その後、マシンが難しい状況の時は『どうでもいい』と感じていた」

チャンピオンシップでは、ハミルトンは211ポイントで7位。ラッセルは235ポイントで1つ上の6位。2024年の勝利数では、両メルセデスドライバーは2勝ずつで同数だ。

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