フェルスタッペンが苦言「ローソンはVCARBで走った方が速いだろう」

レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは2025年シーズン開幕で最大限の結果を出しているが、今年のマシンはパフォーマンスに欠けている。チームメイトのリアム・ローソンは後方で苦戦しており、チームとしては懸念すべき状況だ。
フェルスタッペンはRB21の予測不能な特性から「ローソンはレーシングブルズ(VCARB)のマシンで出走した方が速いだろう」と苦言した。
プレシーズンテストではポジティブだったが、ここ数戦でレッドブルF1の限界が明らかになってきた。中国GPスプリントでは、フェラーリのルイス・ハミルトンとマクラーレンのオスカー・ピアストリが一歩先を行き、3番手という結果に。後方のジョージ・ラッセルも追い上げていた。
一方、VCARBは好調だ。角田裕毅はスプリントでアントネッリとノリスを抑えP6を獲得。予選では角田とハジャー揃ってQ3に進出しらた。両ドライバーは2025年型のマシンを高く評価しており、安定してトップ10を争えるようになったと言える。
「彼ら(VCARB)はとてもよくやっていると思う。僕にとても近いところで走っている。それも何かを物語っているのかもしれない」とフェルスタッペンはオランダの『De Telegraaf』紙に語った。
「僕らはグリッドで4番目に速いチームなのではないかと、僕は感じている。リアム・ローソンはVCARBの車の方が速く走れると思う。僕らのマシンは極めて難しいからね」とチームメイトのパフォーマンス、そしてマシンに関して苦言した。
フェルスタッペンのこの発言はミルトンキーンズのエンジニアにはよく思われないだろう。RB21の開発に取り組んできたが、マクラーレンとの差は広がり、フェラーリとメルセデスもより良いスピードを持っているように見える。彼のタイトル保持はますます困難になってきている。
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