フェルスタッペン、出場停止処分の危機

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、レース出場停止処分まであと1ポイントに迫っている。
2025年スペインGPで、フェルスタッペンは10秒ペナルティに加えて、ジョージ・ラッセルとの接触によりペナルティポイント3を科された。この3ポイントにより、彼の過去12か月間のペナルティポイント合計は11ポイントとなり、出場停止処分まであと1ポイントに迫る状況となった。
スチュワードによると、無線通信は、フェルスタッペンがチームから、コースを外れてアドバンテージを得たと彼らが考える違反に対して、ジョージ・ラッセルに「ポジションを返す」よう求められていたことを明確に示していた。実際、スチュワードはこのインシデントに関してそれ以上の措置を取らないことを決定した。事実、先のインシデントでは、ラッセルが1コーナーのインサイドでフェルスタッペンを追い抜こうと試みていた。
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ラッセルは一時的にクルマのコントロールを失い、フェルスタッペンと接触。彼を進路変更してエスケープゾーンを使用することを余儀なくさせた。
フェルスタッペンは3コーナーでラッセルの前でコースに復帰。しかし、彼がコースを離れることを余儀なくされた理由がラッセルのコントロール喪失とそれに伴う接触だったため、フェルスタッペンは故意にコースを離れたわけではなく、スチュワードはそれ以上の措置を取らなかった。しかし、これを無視し、ペナルティを恐れて、レッドブルはフェルスタッペンにラッセルに道を譲るよう命じた。
フェルスタッペンはチームからの要求に明らかに不満を抱いており、5コーナーのアプローチで大幅に減速し、ラッセルに追い抜かせるように見せた。しかし、ラッセルが5コーナーの入り口でアドバンテージを得た後、フェルスタッペンは突然加速してラッセルと接触。スチュワードによると、この接触は間違いなくフェルスタッペンの行動によって引き起こされたため、彼に10秒ペナルティを科し、10位に順位を下げ、さらにペナルティポイント3を科した。
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