角田、バクーでの充実した金曜日フリープラクティスに満足

Yuki Tsunoda Baku
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レッドブルの角田裕毅はアゼルバイジャングランプリ金曜フリー走行を終え、タイムシート上の順位は控えめながらも、マシンの進歩と週末に向けた方向性に手応えを感じた。

午前のFP1では1分43秒738を記録し、16周を走行して6位に入った。このセッションは赤旗で大きく中断されたが、角田はチームメイトのマックス・フェルスタッペン(7位)を上回る結果を残した。午後のFP2では22周を走り、1分42秒444で14位。最終的に6位で終えたフェルスタッペンとの差は約0.16秒だった。

yuki tsunoda red bull baku

「バクーでの走行はいつも特別なので、各セッションから最大限の情報を得ることが重要だよ」と角田は振り返る。「全体的に良い一日だった。ショートランにはまだ改善の余地があるが、金曜にそうした課題に直面できたのは良いこと。明日につなげられると思う」

チームはFP2を主にロングランに充て、角田はマシンが今季これまでより予測可能に感じられたと強調した。

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「FP2はロングラン中心だったが、とても良い感触だった。今年はなかなかそう感じられなかった。今のマシンは理にかなっていて、1周ごとに良くなっている。ポジティブな気持ちで正しい方向に進み続けたい」

この走りに対し、レッドブル顧問のヘルムート・マルコ氏も評価を示した。

「ユウキは非常に良いロングランをこなし、マックスとほぼ同じペースだった」

レッドブルの将来が不透明な角田にとっては、すべてのセッションが重要な意味を持つ。バクー初日は大きなミスなく終えたが、本当の勝負は土曜日。小雨予報も出る中で、彼は予選でプレッシャー下の強さを示す必要がある。

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