角田、モンツァでのフリー走行2回目接戦を受けて進歩に満足

レッドブルの角田裕毅は、イタリアグランプリの金曜フリー走行後に慎重ながらもポジティブな姿勢を示した。この日は波があったものの、ペースには競争力があり、週末の残りに向けて励みになったと述べた。
角田は第2セッションで1分20秒269のベストラップを記録し、9位となった。これは6位でフィニッシュしたチームメートのマックス・フェルスタッペンからわずか0.2秒遅れだった。第1セッションでは、角田は1分21秒292を記録して14位だった。
「全体的に今日は少し波があったと思うが、全体的にはかなりポジティブで、ペースは本当に、本当に良かった」と角田は語った。彼はマシンバランスとコンディションの問題を指摘した。「少しフレックスがあった。それがあるなら、なぜかを見つけなければならない。また、多くの砂利を拾ってしまい、それは予想していなかったし、正確な理由もわからなかった」。
角田は、トラフィックがクリーンなラップを送ることを困難にしたと付け加えた。「トラフィックの中を出たり入ったりしていたことを考慮すると、実際にかなり良いラップで終われた」と彼は述べた。
24歳の角田は、特にロング走行において一貫性に欠けていたことを認めた。「ソフトラインに向かう継続性がなかった。ロング走行ではペースがあったかもしれないと思ったが、不足していて、ショート走行とロング走行のバランスを取る必要がある」
レッドブルが2026年のラインナップを検討する中で、ますます注目を集めている角田にとって、金曜日のフェルスタッペンとの僅差は歓迎すべき兆候だった。土曜日の予選は、その可能性を結果に変えることができるかどうかの重要なテストとなる。
セッション後にマルコ氏が期待を見せた。「それは精神的なものだ。冷静さを保ち、普通でいること。だから明日彼がトップ10入りすることを期待している」
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