【イタリアGP】角田、「進歩と挑戦の週末へ」― 記者会見全容

2025年F1イタリアGPを前に、木曜メディアデーのFIA公式記者会見にルイス・ハミルトン、カルロス・サインツと共に登壇した角田裕毅。ザントフォールとでのポイント獲得を経て、今週末への自信とシーズン途中での移籍について語った。
以下は記者会見の一部である
自分は正しい方向に進んでいるとかなり自信があった。ステップ・バイ・ステップで。シーズン途中から飛び込むのは簡単ではない。チームが変わることで多くのことも変わる。
自分にとってすごく重要なレースをこなしてきた。特にここ数戦ではそれを実感していた。フィールド全体がとてもタイトな中で、いかに全てをまとめ上げるかが重要になる。
Q1からQ3までで0.1秒の差はものすごく大きい。その中で、今回のレース(オランダGP)はまとめ上げることができた。進歩という点では、これまでで最高の週末のひとつだった。
決して簡単ではなく、セーフティカーなどもあったが、それでもポイントを獲得することができた。それにはとても満足している。
Q、モンツァはこれまであまり良い結果はなかったですよね? 今回は新たな自信を持って臨めますか?
おっしゃる通り、自分は過去4回中3回目、マシントラブルで残念な結果もあった。
でも毎年リセットして臨んでいます。今年も同じです。それでもこのサーキットはすごく楽しい場所で、とてもチャレンジングなサーキットだ。レース展開もさまざまで、自信を持って走れば速いラップが出るし、レースとしても魅力的なコースだ。
だからこそ挑戦を楽しみにしている。
Q 現在、良い結果を出すことの重要性についてどう考えていますか? 新代表のローラン・メキースにアピールする必要を感じますか?
もちろん、毎レースでチームに良い印象を残したいと思っている。いつも、最高の結果というのは必ずしも得られるわけではないけれど、それでも期待を上回ろうとしている。
だから、ただ自分のやっていることを続けているんです。そして、自分としては、何か大きく変える必要はないと思う。ローランが代表になってからも、実際そこまで結果は悪くない。
失敗すればうまくはいかないけれど、それでもとにかくプッシュし続けていく。
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