【ベルギーGP】スプリント予選後、角田裕毅のコメント「運転に苦労している」

yuki tsunoda belgium
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2025年F1ベルギーGPにて、12位という結果でスプリント予選を終え、僅か0.06秒差SQ3進出を逃した角田裕毅。マシンから降りた後メディアの質疑応答にて、率直なコメントをした。「正直に言うと、まだドライビングに苦労している」

今回のセッションについて、角田は「いつものように、非常にタイトなセッションだった。ベストを尽くした。おそらくどんなドライバーでも、いつも改善できる小さな部分がある」と分析。

特にアタックのタイミングについては課題があったと認めた。「修正した後の2回連続目のアタックは一応できていた。タイヤは最高の状態ではなかったが、そこまで悪くはなかったと思う。もちろん、そういった小さい原因が積み重なって結果に反映されてしまうけどね」

「一周目でアタックのチャンスを逃してしまったのが一番の反省だが、やはりまだ難しい」

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「残念ながら、また小さいタイム差でSQ3進出を逃してしまった。もう少し最後までまとめ切れるように明日は集中していきたい」と語り、悔しさをにじませた。

角田は現在、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは異なる仕様のマシンで戦っている。フェルスタッペンとフロア以外は同じ仕様なのかという質問に対し、「いや、違う。フロントウィングやフロアなど、アップデートされてない部分がある」と明かした。

技術的に同じ条件になった時に初めて、自分のパフォーマンスの全体像が見えてくるかもしれないが、角田は「それまでベストを尽くす。何が手に入るかは分からないが、前進していると思う」と前向きな姿勢を見せた。

「セットアップ面では、今持っているパッケージから抽出できる完全なパフォーマンスを一貫して引き出し始めていると思う」と手応えを語る一方で、「明らかに、もう少し良くできる。最近は、このようにタイム差がタイトなセッションが多い。すべてがうまく噛み合わなければならない」と、僅差の世界での厳しさを改めて実感していた。

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