角田裕毅、レッドブル昇格可能性の再浮上に「乗りたくない理由なんてない」

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角田裕毅は中国グランプリの土曜日、レーシングブルズ(VCARB)で再び印象的な走りを見せた。一方、リアム・ローソンはレッドブルF1で苦戦した。

オーストラリアGPでQ1敗退とクラッシュを経験したローソンは、中国ではスプリントと決勝グランプリの両方で最下位の予選結果となった。

角田は一連の印象的なパフォーマンスを中国でも続け、スプリントで6位ポイント獲得、決勝レースのグリッドで9位を獲得。週末の予選セッションでは、スプリント予選で0.413秒、本予選ではローソンより0.936秒速かった。

そして、レッドブルF1顧問のヘルムート・マルコ氏はセッション後、シーズン中のドライバー交代の可能性を否定しなかった。

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角田はこの可能性について「マックス・フェルスタッペンとともにRB21に乗ることを厭わないか?」と質問された際、「もちろんだよ。ずっと乗りたかったんだから、乗りたくない理由なんてない」と答えた。

次戦は角田のホームレースである日本GPで、インタビュアーはさらに「次戦の日本GPでレッドブルから出走したいか?」と質問。それに対し角田は「日本で?もちろん、100%乗りたいよ。レッドブルのマシンはもっと速いはずだ」と返答した。

その後、「本当に速いと思うの?」という追加質問に「ああ、そうだよ」と答えた直後、レーシングブルズのPR担当者が「これで終わり、これで終わり」と言って角田を連れ去り、角田がまだ何か言いたそうだったにもかかわらずインタビューは中断された。角田の率直な発言がチームPR担当者の懸念を引き起こしたとみられている。

角田は以前、一連の印象的なパフォーマンスにもかかわらずレッドブルに無視された理由がわからないと説明していたが、ローソンの継続的な苦戦を受け、特に鈴鹿での日本GPを控えた今、レッドブル昇格の可能性が再び浮上している。

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しかし、レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは「リアム・ローソンはVCARBの車の方が速く走れると思う。僕らのマシンは極めて難しいからね」とRB-21の不安定さを示唆している。レッドブルのマシンが速いのは明らかだが、ローソンのパフォーマンスに関しては、マシンの操縦が極めて難しいことも加味して考えなくてはいけない。

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