角田、フリー走行後に改善点を認識も「ポジティブな一日」

角田裕毅はエミリア・ロマーニャ・グランプリの金曜フリー走行セッション後、アップグレードされたRB21マシンで明らかな改善点があるにもかかわらず、「ポジティブな一日」だったと前向きな姿勢を示した。
チームがまだ満足のいく改善を行えていないものの、非常に馴染みのあるコースでの走行で新しいアップグレードから励みになる兆候が見られたと明かした。
「現在は明らかにトップ5やトップ3には入っていない」とマシンのペースについて尋ねられた角田は厳しい現実を認めた。「まだやるべきことはたくさんあるが、全体的に今日はポジティブな一日だった」
角田は、チームがようやく最初のロングランを完了したばかりであり、レース状況での制限が「おそらくショートランよりも少し大きい」ことを明らかにした。「そこでもいくつかの制限が見えたのは良いこと。明日に向けてすべてをまとめるよう努力する」と付け加えた。
マクラーレンの見せたペースについて尋ねられた角田は、マクラーレンの実力を賞賛しつつ、自身の今後の課題を認めた。「少しず接近していると思う。いつも予選・レースで、彼らはより進化する。だから僕たちは自分たちの改善すべき部分に確実に集中するべきだ」
予選に向けて、角田は「自分自身に集中し、ただ改善し続けるだけだ」とシンプルなアプローチを維持することを明かした。

また、フリー走行後にはヘルムート・マルコ氏が今日の角田裕毅のフリー走行について非常に良い言葉を述べ、角田が難しいマシンを成熟した態度で扱う能力を賞賛した。「フェルスタッペンとわずか0.1秒差。しばらくの間、彼にそれほど近づいたドライバーはいなかった。彼は大きなミスを犯すことなく上手く仕事をした。マシンの神経質な挙動はそこまで彼を悩ませていないようだ。彼は文句を言わず、淡々と走った」
【関連記事】
- フェルスタッペン、ニュルの記録を数秒更新か – Shiga Sports
- スライエム、F1予算上限の有用性に疑問 – Shiga Sports
- ラッセル、スライエムに言葉ではなく行動を求める – Shiga Sports
- スライエム、不適切行為に関する規則を変更する可能性を示唆 – Shiga Sports
- ライザップゴルフは料金以上の価値がある?実際の利用者の評判をもとに徹底検証! – Shiga Sports