ルクレール、クラッシュ後にアントネッリを批判
ブラジルGP決勝、フェラーリのシャルル・ルクレールは、オスカー・ピアストリが引き起こした連鎖的な接触の犠牲者となった。その後、ルクレールはキミ・アントネッリにも批判を向けた。
インテルラゴスでのレースは、ルクレールにとってわずか5周で終わりを告げた。6周目、彼のマシンは突然、左フロントアクスルが破損した状態で走行していた。その原因は、ピアストリと不本意な接触をしたアントネッリとの衝突だった。

スチュワードは、ピアストリがこの連鎖反応の責任者と判断し、レース中に10秒のタイムペナルティを科した。アントネッリと同様、ピアストリも不運の中で幸運に恵まれ、レースを続行することができていた。
しかし、リタイアに追い込まれたルクレールは、アントネッリも事故の一部の責任を負うべきだと考えている。彼は次のように明言した。「確かに私たちには規則がある。スチュワードは常にその規則を見て、事故の責任を明確にするために最善を尽くしている。だがこのケースでは、キミはオスカーがインサイドにいることを十分に認識していたと思う」
「規則上、彼らは並走していなかった。しかし、インサイドに誰かがいる場合、その距離がどれだけ離れていても、まるでそこに誰もいないかのようにコーナーを曲がることはできない。だから私にとってこのクラッシュは、キミとオスカーの双方に責任があると考えている。オスカーだけがすべての責任を負うべきだとは思わない」と、ルクレールは説明した。
「私にとってこのクラッシュはレースが終わったことを意味し、もちろん非常にフラストレーションが溜まる結果だ」
2025年F1ブラジルGP 決勝 順位・結果
1.ランド・ノリス(マクラーレン)
2.キミ・アントネッリ(メルセデス)
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
6.オリバー・ベアマン(ハース)
7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
11.アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
12.エステバン・オコン(ハース)
13.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
17.角田裕毅(レッドブル)
DNF.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
DNF.ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)
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