マクラーレンのタイトル争い、ブラウン氏がさらなるドラマを予想
マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、今シーズンのタイトル争いが最終局面に差し掛かる中、熾烈なチーム内バトルを繰り広げている。チームの最高経営責任者であるザック・ブラウン氏は、このワールドチャンピオン争いが大きな緊張感とドラマを生むと確信している。
ノリスとピアストリのコンビは、現在マックス・フェルスタッペンとともにタイトル候補に名を連ねている。しかしブラジルGP後、専門家の多くはフェルスタッペンにはわずかな逆転の可能性しか残されていないと見ている。

それでも、レッドブルの王者が最終的に笑う第三者となる可能性は残されている。というのも、彼はマクラーレン内部のタイトル争いに割って入る、唯一の脅威ではないからだ。その点については、ブラウン氏も十分に理解している。
ブラウン氏は、『ハイ・パフォーマンス』のポッドキャストで次のように語った。「シーズン終盤のレースが退屈なものになるとしたら、私はとても驚くだろう。しかし、何が起きるのか、何が興奮を呼び込むのか、どんなドラマが待っているのかは、誰にもわからない」
そして、続けてこう強調する。「私はこれまでうまくいってきたやり方を信じるしかない。今シーズンはすでに何度かドラマがあったし、残りレースの重要性を考えれば、その傾向はさらに強まるはずだ」
だが、ブラウン氏は冷静だ。
「私たちはこれまで通り進んでいくだけだ。非常に集中しており、感情に左右されることなく、やるべきことを続けていく」
【関連記事】
- ブラジルGPでの接触事故、FIAがピアストリへのペナルティを正当化
- ノリス、優勝も失望感「フェルスタッペンの速さに驚いた」
- オスカー・ピアストリ:「空気に溶けることはできない」
- シャルル・ルクレール、クラッシュ後にキミ・アントネッリを批判
