メルセデス、イギリスGPでの表彰台を狙う
メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、オーストリアでのジョージ・ラッセルの勝利を受け、シーズン第12戦のイギリスグランプリに向けてチームがこれまで以上に意欲的であると断言した。
オーストリアグランプリでは、ジョージ・ラッセルがメルセデスに2022年ブラジルグランプリ以来の勝利をもたらした。ラッセルは、マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスがコース上で接触したことで、ゴール5周前に2ポジションを上げて優勝した。
オーストリアでの勝利には大きな偶然の要素があったことを十分に認識しつつも、トト・ヴォルフは、過去数ヶ月間のチームの進歩がなければ、ラッセルが上位に位置してチャンスを活かすことは不可能だったと強調している。
イギリスグランプリを前に、トト・ヴォルフは次のように説明した。「私たちはオーストリアでの週末に励まされてシルバーストーンに来ている。チャンスを活かして勝利を手にした」
「私たちは正直なところ、トップ2からそれほど遠くない3位につけていた。彼らが接触したとき、私たちはそれを活かす準備ができていた。これは過去数ヶ月間のブラックリーとブリックスワースの全員の懸命な努力の結果だ」
「私たちの段階的な進歩により、上位に近づき、定期的に表彰台を狙えるようになった。全員がこの前向きな軌道を維持し、定期的に勝利を争えるようになることを目指して努力している」
「私たちはそれを達成できる能力に楽観的だ。チーム内には大きなエネルギーと良い勢いがあり、先週末の結果はそれをさらに高めている」
シルバーストーンでは、多くのメルセデス従業員がスタンドに集まるチームのホームレースとなるため、メルセデスは最低でも表彰台を目指す。トト・ヴォルフは次のように付け加えている。「トラック上では、トップ争いが激しくなっている。再び表彰台を狙うには最善を尽くす必要がある」
イギリスグランプリを前に、メルセデスはコンストラクターズランキングで196ポイントを獲得し4位につけている。これは3位のマクラーレンに72ポイント差をつけられている状況だ。
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