彼が勝たなければ癇癪を起こす! – アルボン、ミハエル・シューマッハがいかに自分に影響を与えたか語る

ウィリアムズのアレックス・アルボンは、ミハエル・シューマッハがいかに自身のF1キャリアにインスピレーションを与えてくれたかを語った。

アルボンは2023年シーズンの素晴らしいパフォーマンスで多くの称賛を得ており、F1レーサーとして成長し続けている今シーズンは、27歳のアルボンにとって4度目のフルシーズンとなった。2022年にウィリアムズに移籍するまではレッドブルに所属していた。しかし、彼がもともとF1を愛していたのはフェラーリ、とりわけシューマッハが中心だった。

『High Performance Podcast』の取材に応じたアルボンは、幼少期は真のレーシングマニアで、それがレーシングドライバーになるための種まきの一助となったことを認め、フェラーリが彼の最初の言葉のひとつだったことを明かした。

「子供のころは、夢中になっていたんだ。僕の最初の言葉のひとつは “フェラーリ”で、”ラリ”と呼んでいた。」

「僕は4本のテールパイプを見るのが大好きだった。だからいつも “スモーク”とか “ラリ”って叫んでいたよ。」

「それに、ミハエル・シューマッハの大ファンだった。ミハエルが勝たないと、子供の頃はよく癇癪を起こしていたよ。」

「母が2001年のF1ハイライト映像のVHSを持っていて、その年にミハエルが優勝したレースを全部知っていたから、休んだり、何か嫌なことがあったりすると、すぐにミハエルが勝ったレースを観ていた。」

「早くからそうだった。僕はずっとレーシングドライバーになりたかったし、父もレースをしていた。僕は父をセミプロと呼んでいたよ!でも、父は優秀だったし、純粋に仕事ができたんだ。」

1994年、1995年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年にワールドチャンピオンに輝いたシューマッハがアルボンのF1アイドルであることは間違いないが、アルボンは元英国ツーリングカーレーサーである父ナイジェルを、さらなるインスピレーション源として挙げ続けている。

子供の頃、父親がレースをしているのを見たことがあるかと問われたアルボンは「実はあまりないんだ」と答えた。

「父がレースをやめてから、僕がレースを始めたからね。」

「父と息子という関係はもちろんだけど、父は僕のエンジニアであり、メカニックであり、ドライバーコーチでもあったんだ。」

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