【オランダGP】アロンソ、ザントフォールトで表彰台に復帰
フェルナンド・アロンソは、雨の影響を受けたオランダグランプリで、アストンマーティンのハンドリングについてポジティブな言葉を述べ、アロンソとチームは、2位で表彰台を手にした。
アロンソは、ザントフォールト・サーキットで予選5位だったが、小雨がにわか雨に変わったオープニングラップのターン3でウィリアムズのアレックス・アルボンとメルセデスのジョージ・ラッセルを追い抜き、3位に浮上した。
ランド・ノリスも超えたアロンソは先頭集団に残り、セーフティカーの登場、フルセーフティカー、赤旗という変動的なコンディションを最大限に活用した。マックス・フェルスタッペンに次ぐ2位でフィニッシュし2か月前のカナダ以来の表彰台を獲得した。
「非常に激しいレースだった」とアロンソは語った。「序盤はウェットコンディションだったので、僕らはかなり速かったし、1周遅れていたかもしれないが首位陣も同じだった。」
「今日のマシンは非常に競争力があり、運転しやすかった。このような状況では、信頼できるマシンが必要だ。今日は本当にマシンを信頼していた。」
「ファンの皆さんのおかげで、ここザントフォールトのエネルギーはとてもユニークなものになった。2年前、このレースがカレンダーに戻ったとき、私はザントフォールトの表彰台には登れないと思っていた。なぜなら私はそんなことを考える立場になかったからだ。」
数多くのトラブルの最中、集中するのがどれだけ大変だったか尋ねると、アロンソは次のように付け加えた。「先ほども言ったように、ここは非常に特別な会場であり、すべてのファンとエネルギーがあふれている。なので常に集中できているようにに感じた。」
「マックスのことを嬉しく思っている。ここにいる皆さんおめでとう。最後のリスタートで仕掛けてみようかとも思ったが、もしかしたらサーキットから出れないかもしれないと思った!だから、2番手でも落ち着いて走れた。」
ランス・ストロールが11位となり、シルバーストン・オペレーションはコンストラクターズランキングで3位を維持している一方、アロンソはドライバーズランキングでフェルスタッペンとペレスに次いで同順位を維持している。