アルピーヌF1、ローラン・ロッシに代わり新CEO任命へ

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体制変更の続くアルピーヌF1は今週、ローラン・ロッシに代わりフィリップ・クリーフを新CEOに任命することを発表した。

今回CEOを辞職したロッシ氏は今後、グループの変革に力を入れた特別なプロジェクトに尽力を注ぐ予定だ。

アルピーヌの大元である、ルノー・グループCEOのルカ・デ・メオ氏は「過去2年間、アルピーヌの指揮を執ってくれたローラン氏の揺るぎない献身に感謝したい。ローラン氏はブランドに対して明確で野心的な戦略を打ち出してくれた。彼はアルピーヌを長期目標を達成するために可能な限り最高の立場に導いてくれた」と語った。

また続けて、「アルピーヌは現在、開発の新たな段階に入り、未来的ブランドとなる準備ができている。フィリップ(・クリーフ)は、業界での長い経験、優れた技術的知識、そして来年から始まる新車の発売を含む、私たちのプロジェクトの成功の鍵となるリーダーシップの資質を兼ね備えている。私はフィリップと彼のチームがアルピーヌを新たな高みに引き上げることを全面的に信じている。」と話した。

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<新CEO、フィリップ・クリーフ経歴>

アヴァンセ国立高等技術学校を卒業後、ミシュランとフィアットグループに勤務。これらの経験の後、フェラーリとマセラティでそれぞれ車両部門ディレクターを務め、そしてアルファロメオのテクニカルディレクターとしてキャリアを続けた。2016年6月にフェラーリに戻り、エンジニアリングディレクターに就任。2023年2月21日にアルピーヌのエンジニアリングおよび製品パフォーマンス担当副社長に任命。アルピーヌCEOに任命、現在に至る。

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