アルピーヌ、2026年からのエンジンについて語る

アルピーヌのチーム代表であるオリバー・オークスは、自社製パワーユニットの開発中止発表を受けて、チームのエンジン状況について語った。

数週間前、アルピーヌは2025年シーズン終了をもって、フランスのヴィリー・シャティヨンファクトリーでの自社製エンジン生産を終了することを正式に発表した。これは、新規則が施行される2026年からアルピーヌがカスタマーチームになることを意味する。

チームは2026年からメルセデスのパワーユニットを選択する見込みだ。まだ正式な発表はないが、ブリックスワースのエンジンファクトリーへの視察はすでに行われている。

オークス「最高のエンジンをクルマに搭載することが重要」

今年の夏に就任したアルピーヌF1の新チーム代表オリバー・オークスは、この件について最新情報を提供し、2024年末までに発表される可能性を示唆した。

「（ルノーF1エンジンの中止）発表はご覧の通り、グループレベルでの決定で、私がチームに加入する前からある程度進行していた決定だと思う」とオークスはF1のインタビューで最初に述べた。

「簡単な決定ではなかったが、最も重要なのは、クルマに最高のエンジンを搭載したいということと、チームにとって最善の選択肢は何かを評価することだと思う。これはまだ進行中で、年末までには皆さんと共有できるニュースがあると確信している。しかし、現時点ではまだ進行中の案件だ」

メルセデスを選択する可能性が非常に高いことから、アルピーヌは2026年にグリッドで最高のエンジンの一つ、あるいは最高のエンジンを手に入れることができるかもしれない。しかし、だからといってアルピーヌが勝てるチームになるわけではないだろう。最高のパワーユニットを持っていたとしても、チームはエンストンでトラック上で性能の高いパッケージを開発するために一層の努力が必要となる。これは最近の数ヶ月では達成できていなかったことだ。

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