アルピーヌ、ドライバーへのアプローチを変更せず
アルピーヌのチーム代表であるブルーノ・ファミンは、カナダグランプリで勃発した論争を受けて、シーズン残りのドライバーへのアプローチを変更する予定はないと述べた。
モントリオールでは、2024年シーズン終了後にアルピーヌを離れるエステバン・オコンが、チームの指示でチームメイトのピエール・ガスリーを先に行かせ、自身は10位でフィニッシュ。オコンはこれに対して不満を隠さなかった。
「残念ながら、シーズン終了までの流れが見えた。正しくない。僕は自分の仕事をしたが、チームはこのレースではそうではなかった」とオコンはレース終了直後にCanal+のマイクに向かって語った。
「レースがこのように終わるのは悲しいことだ。最後尾からスタートし、必要なすべてのリスクを取り、9位でフィニッシュし2ポイントを獲得できるレースをした。チームとしてポイントを獲得できたことは嬉しいが、最後にピエールを先に行かせなくても、チームは同じようにポイントを獲得できたはずだ」
「この判断がどこから来たのかわからないが、いずれにせよ僕は自分の仕事、自分の役割を果たした。それが最も重要なことだ。あとは、いつものように内部で議論する」
今週末(6月21日から23日)に予定されているスペイングランプリを前に、アルピーヌのチーム代表であるブルーノ・ファミンは、シーズン終了までチームのアプローチは変わらないと説明した。「我々はチームの最善の利益を優先して決定を下しました」と彼は説明した。
「それが実を結ぶこともあれば、そうでないこともある。可能な限りチームの結果を最大化するために、我々のアプローチを変更することはない」
「(カナダでは)非常に困難な条件下で良くマネージされたレースにより、今シーズン初のダブル入賞を果たした」
「我々はしっかりとしたオペレーションで、グリッド上の後方からスタートしながら、週末の終わりにはポイントを得ることができた。ドライバーたちは非の打ちどころがなく、変化する天候の中でさらに素晴らしい働きをしてくれた」
スペイングランプリを前に、アルピーヌは2024年シーズン開幕から2ポイントを獲得し、コンストラクターズランキングで8位につけている。
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