ビノット「アウディは2030年まで競争力を持たない」

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アウディがF1に参戦する初年度から競争力を持つと期待していた方には悪いニュースが入ってきた。最近アウディプロジェクトの責任者に任命されたマッティア・ビノットは、自チームがワールドタイトルを争える状態になるまでに少なくとも数年かかると考えている。

新しいチームがF1に参入し、すぐに勝利、表彰台、さらにはタイトルを争えるようになるのは非常に困難(不可能とさえ言える)ことは周知の事実だ。マッティア・ビノットによれば、2026年にワークスチームとして参戦するドイツの自動車メーカー、アウディもこの法則から逃れることはできないという。

アウディの目標について尋ねた際、F1でトップに立つまでには一定の時間がかかることを踏まえ、ビノットは率直に答えた。「これは社内で議論していることで、適切な目標を設定するようにしている」

マッティア・ビノット

「F1の過去の経験や勝利チームのすべてのサイクルを見ると、すべてを整えるのに5〜7年かかっている」

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「2024年から7年後というと2031年です。少なくとも2030年までは、と言えるだろう。そして、これはすでにかなり競争力のあったチームの場合だ。我々はゼロからスタートするパワーユニットを持つ後発組だ。タスクがいかに巨大かは分かっている」と彼は付け加えた。

「(アウディから)多くのサポートを得ている。それが最も重要なことだ。私にとっては素晴らしいことだよ。何が起こっても、彼らは私たちをサポートしてくれる。彼らは私たちを完全に信頼している。私たちがそれに応える能力があることを証明するのは我々の仕事だ」

アウディは二重管理システムを強く信じているため、マッティア・ビノットは日々の業務でジョナサン・ウィートリーのサポートを受ける。ウィートリーは来年レッドブルからチームに加わり、アウディのチーム代表となる。

ウィートリーについて、ビノットは、彼の最近のレッドブルでのスポーティングディレクターとしての経験がアウディの日々の運営に有益だと考えている。「ジョナサンはチーム代表として、レース活動の全責任を負うことになる」とビノットは付け加えた。

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「私にとっては、我々に待ち受けるすべてのタスクを考えると、責任を分担することが重要だった。これが最良の組織方法だと考えている」

「私はすべてのレースに出席するつもりはない。現代のF1では、常にレースに出席する必要はないと思う」

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