オコン、バクーで苦戦「走行不足に悩まされている」

アゼルバイジャンGPのスターティンググリッドで最後から2番目のアルピーヌのエステバン・オコンは、バクーで非常に困難な週末のスタートを切り、土曜日に行われた予選セッションでも苦戦を強いられた。

エステバン・オコンのバクーでの週末は、金曜日のFP1でエンジントラブルに見舞われ、この最初の走行セッションでタイムを記録することができなかった。土曜日には、3回目で最後のフリー走行（FP3）の開始直後に再び故障に見舞われ、非常に難しいバクーのコースで再び走行することができなかった。

予選では、オコンはQ2に進出するためにQ1の終盤でアタックに挑戦したが、最終セクターで左リアタイヤが壁に接触し、これが彼の予選の終わりを意味し、今年の第17戦のスターティンググリッドで19番手となった。

Q1敗退直後のインタビューで、オコンは非常に困難な週末のスタートを切った後の不満を隠さなかった。「週末を通してほとんど周回を重ねることができなかったから、当然予選で適切なラップを刻むのは難しい」とオコンは予選セッション後、Canal+のマイクに向かって述べた。

「FP1での練習なし、FP3での練習なし…当然、走行不足で、マシンのセットアップができなかった。通常のように正常な週末を構築することができず、（予選で）今になってようやくアタックに挑戦するのは少し遅すぎる」

「（アタックに挑戦する）必要があった。僕はそうした。過去にも同じように壁に接触したことがあるけど、通常タイヤはリムから外れることはなかった。しかし今回は外れてしまった」

「今のところ上手くいっていない週末だが、明日はできる限り最善を尽くしてレースで巻き返すよう努力しなければならない。過去にここでそれが可能だったことを見てきたので、どうなるか見てみよう」

【関連記事】

【ラスベガスGP水曜日】リバティメディアがレース事業を強化