ファミン「繰り返される信頼性の問題を解決する必要がある」

スペイン、オーストリア、イギリスで連続して行われた3つのグランプリで、わずか4ポイントしか獲得できなかったアルピーヌは、夏休み前のシーズン前半の最後のラストスパートに入る前に、その不振のパフォーマンスを分析する時間を取った。

スペインからイギリスまでの連続3戦で、アルピーヌはバルセロナで両方のマシンがポイント圏内に入り（9位と10位）、オーストリアではピエール・ガスリーだけがポイントを獲得した（10位）。この3連戦の最後のイギリスグランプリでは、ガスリーがスタート前にリタイアを余儀なくされ（ギアボックスの問題）、エステバン・オコンは16位というポイント獲得からは遠い順位でフィニッシュした。

この3連戦でのアルピーヌの収穫は非常に乏しいものだった。チーム代表のブルーノ・ファミンは、F1が恒例の夏季休暇に入る前に、ハンガリーとベルギーで予定されている次の2レースでより良い成績を上げる必要があることをよく認識している。

ハンガリーグランプリを前に、ブルーノ・ファミンは次のように説明した。
「ファクトリーでの1週間の反省と振り返りの後、シーズン半ばのヨーロッパ3連戦や、スペインでの週末を通じたパフォーマンスのポジティブな点と、シルバーストーンでの週末全体のような厳しい教訓を得て再出発する」

「我々はより良くする必要がある。継続的な信頼性の問題を解決し、クルマにより多くのパフォーマンスをもたらす必要がある」

「スペインで全体的なレベルが向上していることを示した。そして間違いなく、それは継続的に進歩していくだろう。チーム全体が休むことなくそのために働いている」とファミンは付け加えた。

「F1カレンダーの非常に集中的な期間だ。ブダペストに行き、その後スパで夏季休暩前の2連戦を行う」

「これら2つのサーキットは非常に異なるものだ。ハンガロリンクは流れるような速いコーナーが散りばめられており、多くのダウンフォースで走行する。一方、スパは高速コーナーと長い直線があり、空力効率のバランスがパフォーマンスの差を生む重要な要因の1つだ」

「ハンガリーでは高温との戦いが予想される。週末を通じて堅実なパフォーマンスを目指し、ポイント獲得することを目指す」

ハンガリーグランプリを前に、アルピーヌはコンストラクターズランキングで8位につけており、7位のハースに18ポイントの差をつけられている。

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